ピストルのケンタでピスケンこと坂口健太は13年間を刑務所で暮らしたヤクザの端くれ。敵対する組の親分を殺したためであったが、出所してみると親分や兄弟分は知らん顔をして暮らしている。ただじゃあ済ましたくないピスケンであった。 大河原勲、自衛隊員で抜群の運動神経と射撃能力を誇る。自衛隊の中での矛盾に苦しんだ上、自殺未遂を図る。 広橋秀彦は大物議員の秘書だったが、収賄の罪をかぶり、妻子と代議士にも捨てられる。 3人は、警察庁を退官する元警部補に雇われるような形で3人が恨みに思う対象にお仕置きをした上で、巨悪に挑む。浅田次郎お得意の人物描写、自衛隊員、ヤクザ、政治家、官僚、警官などがどっさり出演してくる。第一巻だけを買ってみたが2-3巻は買おうかどうしようか悩むところ。 読書日記 ブログランキングへ