共産党が厳重抗議
衆院予算委理事会
安住淳衆院予算委員長は18日の予算委理事会「逃げ切り大作戦で、自民党裏金事件を巡り旧安倍派会計責任者の松本淳一郎氏に対する聴取を20日に都内のホテルで非公開で行うことを決めました。聴取は安住委員長と、自民、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の各党理事の5人に限定。理事会オブザーバーの日本共産党、れいわ新選組、公明党の出席を認めませんでした。
理事会では自民が、出席者を最小限に抑え、理事会派以外の政党が同席するなら応じられないとする松本氏の意向を伝達。これを受け、安住委員長が非公開・理事会派のみで聴取を実施することを決めました。聴取内容の公表、議事録の作成は先方の意向もふまえ今後「つめる」としました。
日本共産党の田村貴昭議員は「参考人招致という重い議決をした予算委員会を構成する政党の委員を参加させない理由はない。承服できない」と厳重に抗議しました。「参考人には質疑のあり方に注文をつける資格はない。裏金事件を追及してきた日本共産党を意図的に排除するもので断じて認められない」と強調し、撤回を要求。こうしたやり方では真相究明に至らず、国民の理解も得られないとして全会派参加の聴取を求めました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます