松ちゃんの『やりっ放し やられっ放し』

あなたが気になりだしてから 世界が息づいてる(松任谷由実『緑の町に舞い降りて』より)

されど…ゴミ箱 ~さて、私は今どこに居るのでしょう~

2006-05-19 07:21:36 | current affairs
どうも♪

東京に来て、駅の構内を歩いていました、例えば東京駅。
ゴミ箱がないのに気づく。

私など自分が出したゴミがゴミ箱に捨てれないと、どこまでも持ち歩いてしまう。果ては家まで。
そこら辺に棄てるなど出来ない、そんな当たり前の事が出来るだけの良い奴なんですけど、私って。
ただね、私も棄てたいですよ、そりゃ。喜んでゴミを提げている訳ではないのです。

しかし、ゴミ箱がないという状況もしょうがないと考えざるを得ないのである。
これは、所謂テロ対策であろう。
やっと見つけたゴミ箱は、4つ角だけ金具の透明で中身が見えるモノだった。
中が見えようが見えまいが、爆弾仕掛けられたら防ぎようがない。テロとはそういう事ではないのか。

だから、ゴミ箱が透明なのは一般の人間の私にとっては問題ではないが
その透明なゴミ箱を、もう少し…否。もうすこちだけ置いてほしい。
いっぱいは要らない。それこそ危ないから。
そんな外来者の嘆き。
かくの如く、公共施設のゴミ箱の減少という何気ない小さな取り組みからこの国はテロに抗っている。

今の首相が「テロと戦う」と公言、宣言した事で、この日本は世界中のテロを相手にする立場に立つ。
対テロ国家は、そのような些細な事に敏感に取り組んでいかなければならないし
その国民の1人である私は、そんな事などは勿論我慢しなければならない。
「テロと戦う」とはそういう事なのではないか。
国民がその様に少なからず不便を被る代わりに、国もちゃんと外交してほしいものだ。
「徹底してテロと戦う」と勝手に国が決めて、結局犠牲になるのは一般市民の我々では、と少し思ふ。

どうせ偉い人なんか、事前に情報は掴んでて先に逃げちゃうし。かといってテロなど絶対に防げない!
あれも怪しこれも怪しいと常に気をつけていたら、狂気するわ。
今、私の目の前を横切った蝶々も、もしかしたら…
今、私が腰掛けている切り株も、もしかしたら…
今、あそこの木の陰から密かに私を視ている小熊ちゃんも…分かってるんだよ。って言うてる場合か!

先に述べたように、我々の安全は(表現オカシイけど)外交をちゃんとして初めて保障され得ると思ふ。
我々は、自分の、もしくは米国の正義を信じて、テロに対抗しているのであるが
テロを行う者も、自分の正義を全うするしようとしているだけの事である。
事実上世界一の国力を有す米国は、自身世界の首領たろうとしているが

彼らの正義が世界中の国の人々に理解される事など本当に、0%である。
そういった時に、日本国は自身の正義や節操を考えなければならないし、見極めなければ駄目だ。
それを見極められた時に初めて国民は、目標に向かって走り出した政府を心から支持するのである。

また見つけることが出来た自分の価値を、米国のように他国に押し付けるようになると
それは駄目駄目で、ただのエゴに終わる。結局大切なのは共存・共生が大切なのであろう。

例えば、昔いつ頃か忘れたけど、不図思った事がある。

「日米安全保障条約が、破られない保証が何処にあるのか?」
行動の一々が国益の追求にしか見えない今の米国は、もし日本が有事になった時

安全保障条約に沿って日本を守ることで国が不利益を被る場合…米国は日本を切ると思ふ。
完全に否定は出来ない。
今、幾ら米国の機嫌をとっても、切られるときは切られるのである。

だから私は思う、日本が今すべき事は
米国に頼らずに自国の問題を解決できる外交力の養成である。
横田早紀江さんがホワイトハウスでブッシュの言質を取り付けた事に対して
日本政府高官のコメント「大きな力になってくれる」…これじゃ駄目なのである。

私は私で、ゴミを持ち歩き、家まで持ち帰る事が出来る、俺!そんな男。いや~ん☆(遠くの方で)
まぁね…そんなに苦痛に感じないので、ごちゃごちゃ言わない事にします。
でもね、本当に困ったんですよね。

というのは、この頃私はカカオ72%124円のチョコレート効果がマイ・ヴームで御座いまして
東京で30個は買ってた。ず~と食べてたんですね。その緑の包装紙を棄てれずに鞄に仕舞う。

その繰り返しで、いつの間にか鞄の内装が緑になっていた私が叫んだのが「いや~ん」なのです♪


最新の画像もっと見る

コメントを投稿