Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

2015シーズンのFantasyも明日でおしまい

2016年02月07日 23時31分15秒 | NFL

今回はこのブログの本来の趣旨に戻って、Fantasyの話をしましょう。
Fantasyといっても、先日亡くなったMoris Whiteのグループ、
Earth, Wind and Fireの名曲のことではありません。

そう、いよいよ明日キックオフのThe Super Bowl 50で私の今年度のFantasyが終了するのです。

だいぶたってしまいましたが、AFCとNFCのChampionshipの結果を振り返りながら、
明日のSuper Bowlのメンバーをお知らせしましょう。

まず試合結果はご存じの通り
AFCはNE 18 - DEN 20(経過はこちら
NFCはARI 15 - CAR 49(経過はこちら
でした。明日を控えて、あえてこの場で振り返る必要もありませんね。

ただトーマス(筆者)は、このプレイに涙が出そうになったので、あえて動画を貼っておきます。
ポケットパサーのManningがKubiakのシステムを受け入れて、bootlegsのパスを出すなんて。

(YouTubeでご覧ください)


さて、試合結果を受けてのFantasy Playoff Challangeの結果はこうでした。

3倍のPalmerとCatanzaroがARIの大敗を受けて、1ポイント×3の3ポイント。
そして頼みのThomasまでもが1ポイント×3。
もともとがDEN vs ARIのSuper Bowlを予想して立てたチーム編成なので仕方ありませんが、
ちょっとひどすぎる(特にThomas)。

ちなみに同じグループの某氏は、CAMで37ポイント×3の111ポイント。
CAR DEFが29ポイント×3の87ポイントを稼ぎ、ROUND3で345ポイント(全体で1万4383位)も稼いでいました。

かろうじて、トーマスのチームはJohnsonとDEN DEFのポイントが伸びたので
そこそこのポイントになりましたが、ROUND2で9万8894位だったランキングが
ROUND3単体では16万8639位で、全体はなんと18万710位になりました。

では、明日のPickupはどうしたかというと、

としました。

なんじゃこれはと思われるかもしれませんが、いいんです。

Round2から入れているOlsenはそのままでもよいかもしれませんが、
Danielsが点を伸ばすということは、Touch Downを取るということですから、
入れざるを得ません。

シーズン最後ですし、ManningのLast Gameかもという声が高い明日の試合。
その気合に期待して、このラインアップで行ってみます。

結果はどうなるでしょう。
明日はリアルタイムで朝から観戦予定です。次の書き込みでお会いしましょう。


数字でNFLを考える(2)---2016年に対戦相手に恵まれるのはどのチーム?

2016年02月07日 10時00分23秒 | Stats
The Super Bowl 50の前日にもかかわらず、いやだからこそ?2016シーズンの話をします。

NFLのレギュラーシーズンは年に16試合です。
16試合しかありませんという言い方が正しいかもしれません。
次年度の対戦相手の勝率で「スケジュール難易度」が変わってくるのですから。
 
前年の成績を基にはじき出した、次のシーズンのスケジュール難易度にどのような違いがあるのか。
今回はそのあたりを調べてみましょう。
 
対戦相手は以下のルールで決まっています(Wikipediaからの引用です)。
  • 同カンファレンスの同地区の3チームと2試合ずつ(計6試合)。ホーム・アンド・アウェー形式による。
  • 同カンファレンスの別地区の4チームと1試合ずつ(計4試合)。対戦する地区は1シーズンごとにローテーションする。3シーズンで1周期(ホーム・アンド・アウェーの観点では6シーズンで1周期)。
  • 別カンファレンスの1地区の4チームと1試合ずつ(計4試合)。対戦する地区は1シーズンごとにローテーションする。4シーズンで1周期(ホーム・アンド・アウェーの観点では8シーズンで1周期)。
  • 同カンファレンス内で対戦のない2地区における、前シーズンの地区順位が同じチームと1試合ずつ(計2試合)。
2014年シーズンの勝敗表はこちら。


そういやCINとCARはOTに2本ずつFGを決める試合で引き分けていたっけ。
少なくともCARについては、今年の躍進を想像するのは難しい成績でした。
 
さて上記の表と、対戦する地区がどこか分かれば、エクセルで各チームのスケジュール難易度は計算できます。
2015年シーズンの各地区ごとの対戦地区は、

AFC東はAFC南NFC東
AFC北はAFC西NFC西
AFC南はAFC東NFC南
AFC西はAFC北NFC北
NFC東はNFC南AFC東
NFC北はNFC西AFC西
NFC南はNFC東AFC南
NFC西はNFC北AFC北

でした。
 
例えば2015年2月にSuper Bowlを制したNEは、2015年シーズンは
AFC東の3チームと6試合、AFC南(3年で1周期)と4試合、NFC東(4年で1周期)と4試合
(AFC南ではない)AFC西の首位だったDEN、AFC北の首位だったPIT
の計16試合が組まれました。

これで計算した結果、各チームの2015年シーズンのスケジュール難易度は以下の通りです。
正しく計算できていたか不安でしたが、
ベースボールマガジン社が出していた「NFL カラー写真名鑑 2015」の数字とほぼ同じなので
多分大丈夫なのでしょう。
 
 
ここでわかるのは、PITの対戦相手の2014年シーズンの勝率が最も高かった(0.578)こと。
2014シーズンのAFC北が激戦だった(自チームを入れて38.5勝、全チームが5割だと32勝)ことと、
対戦するAFC西(33勝)とNFC西(37勝)がどちらも高勝率だったことで、こんな数字になりました。
つまり32チームの中で最もきつい相手と対戦しなくてはならなかったのです。
 
一方、スケジュール難易度が最も低いのはATL(0.410)。
チームが属するNFC南が全チーム5割を割ったことと、AFC南の成績がいまいち(年間25勝)だったので
難易度が下がったということです。
PITとATLの難易度には0.168ポイントも開きがありました。
 
ではこのテーブルを使って、2016年シーズンのスケジュール難易度を計算してみましょう。
2015シーズンの結果はこうでした。
 
 
そして2016年シーズンの対戦地区割りは、

AFC東(36勝)はAFC北NFC西
AFC北(30勝)はAFC東NFC東
AFC南(25勝)はAFC西NFC北
AFC西(34勝)はAFC南NFC南
NFC東(26勝)はNFC北AFC北
NFC北(34勝)はNFC東AFC南
NFC南(36勝)はNFC西AFC西
NFC西(35勝)はNFC南AFC東

です。計算をしなくてもAFC南とNFC東と対戦する、NFC北のチームが有利そうですね。
そして計算した結果がこれ。
 
 
一番対戦相手に恵まれるのは、なんとGBであることが判明しました。
念のため検算しましょう。
対戦相手は、地区内が24勝×2試合ずつ、AFC南が25勝、NFC東が26勝
そしてNFC西の2位SEAが10勝で、NFC南2位のATLが8勝。
つまり年間256試合で117勝上げたチームとの対戦ですから、
スケジュール難易度は確かに0.457ですね。
来季もNFC西で2位になった、因縁のSEA戦があったりしますが、
まあ恵まれているでしょう。
 
一番対戦相手がきついのはATLとSFのようです。
ATLの対戦相手は、地区内が28勝×2試合ずつ、AFC西が34勝、NFC西が35勝
そしてNFC東の2位PHIが7勝で、NFC北2位のGBが10勝。トータル146勝でした。
これを256で割ると、確かに0.5546になりました。

SFの検算は省きますが、地区内のARIの高勝率が響いたと考えられます。
ATLは前年が一番楽だったのに、時期は一番きついスケジュールですね。

来シーズンの組み合わせを見ると、またDENとNEが戦うとか、
DENとCARの対戦もあるとか、いろいろなところに気が付きますね。

明日の結果はともかく、もう2016年のシーズンが始まっていることを認識しました。 

フッター

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東 BUF バッファロー・ビルズ NFC東 DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス