わが家の晩酌は三者三様である。私は、剣菱酒造(神戸市東灘区)の以前の一級酒<剣菱>を一合二勺、主として熱燗にして、気に入りの猪口でチビチビ飲むのを習慣にしている。
女房の場合、麒麟麦酒(東京都中央区)の発泡酒<麒麟・淡麗〈生〉>を、500ミリリットル缶二個か500ミリリットル缶一個と350ミリリットル缶一個を、小ジョッキでぐいと飲む。
長男の場合は、ロバート・モンダヴィ(カリフォルニア)のウッドブリッジ・メルローかガロ・ファミリー(カリフォルニア)のターニング・リーフを、イタリア製グラスで100ミリリットル二杯。
アルコールの種類が異なれば、肴・摘みも、当然それぞれに見合ったものが必要となるが、女房は、特別なことはしないで、ほどよく用意してくれる。現職の時と比べて、収入(年金)は三分の一に減ったのだから、かなりの贅沢だろう。
日曜日は休肝日と決めたはずだが、なかなか守るのが難しい。「言うは易く行うは難し」は本当だと実感している。大酒を飲むことは皆無だが、毎日の積み重ねも、長期間となれば無視できない影響が出る。十分に注意して、健康に害がないように楽しみたいものである。
旧職場とは完全に縁がなくなって、気持ちは清々している。退職して何もすることがなく、家庭で粗大ゴミになるなど、私には考えられない。雨の日以外は、外でやることが山ほどあり、在職中よりも重労働をしているので、晩酌が以前よりおいしい。雨の日は、ブログ投稿の楽しみもある。
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