8月中旬に、宅地の西側、隣家との境界に近い場所に設置していたスズメの給餌台を撤去した。理由は三つ、手前にある物干し台が邪魔になること・底板と柱の一部が雨露で腐朽したこと・隣家から苦情があったこと。自然の餌が豊富な時季になり給餌を停止していたので、思い切って取り外し、降雪の季節までに、他の場所に移すことにした。
15本あるオンコの剪定も終わり、庭仕事に一区切りついたので、車庫に保管しておいた給餌台を点検したところ、予想以上に腐朽が進んでいることが分かった。カラートタンの屋根組みを除いて、他はすべて、新しく作り替えなければならない。
材料の木の枝は、上庶路の道東自動車道工事で切り倒され、あちこちに集めて放置されている雑木の中から探し出したが、適当な太さでまっすぐに伸びた枝を見つけるのは容易でなかった。樹木は幹も枝もそれぞれ癖があるのが当たり前で、枝が直線に伸びるというのは極めて稀な現象である。
切り取って持ち帰ったアオダモ・ヤチダモ・シウリザクラの枝を底板(厚さ八分の合板)の縁に取り付ける際、曲線部分の接合に手間取り、文化の日から一週間、十日に完成。元の場所から四間半ほど東に移し、大きなエゾシャクナゲの手前に設置した。
スズメは、エゾシャクナゲの枝まで来るが、警戒心が強く、三日目にようやく一羽が入ったので、記念の撮影となった。今は慣れて、十数羽が出入りしている。珍しいことに、ゴジュウカラが毎日飛来するが、動きが素早いため、撮影できないでいる。
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