※ 画像は、9月13 日付『北海道新聞』第13 面から転載。 朝乃山は、立ち合いで鋭く当たって踏み込み、素速く右差し。鶴竜の下手投げに乗じ体を寄せ左上手を引き、すかさず前に出て力強く寄り切った。 昨今流行の突き押しドタバタ相撲にはうんざりである。朝乃山の外連味のない四つ相撲に大いに期待したい。右差し左上手の正攻法に磨きをかければ、近い将来に大関・横綱も夢ではない。