タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪釧路市武佐地区の当節住宅及び宅地状況(11年)≫

P1180252_2 6月10日付『北海道新聞』夕刊に挟まれていた「生活情報週刊Fit」vol.135の5ページ下段に、中古住宅のオープンハウス開催情報が掲載されていた。開催期日は、六月十一日(土)と十二日(日)の二日間、午前10:00から午後5:00まで。
 どの程度の人数が訪れたのかは知らないが、たとえば、国土交通省地価公示によると、武佐3丁目の調査指定地は、平成十四年以降下落が続き、平成22年の18,700円/㎡が平成23年は16,900円/㎡で、6,000円/坪の下落となっている。60坪の宅地面積に築33年の物件で予定価格の商談成立は難しいのではなかろうか。
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■〈物件左〉中通り(100坪)
  独身男性が居住していた古い木造住宅を壊して更地にした仲介物件。地盤は堅固で、地震の際の心配は不要だが、この面積では、若い人が購入し家を建てるには経済的に無理があるだろう。武佐地区にはこのような更地が数多く存在する。
■〈物件中〉中通り(65坪)
 高齢夫婦が居住していた古い木造住宅を壊し更地にし、長期間買い手がつかなかった軟弱地盤の物件。最近、杭打ちが行われ、建築工事が始まった。根切り・布基礎ベース部分のコンクリート打込みが終わり、鉄筋が組まれている。
■〈物件右〉表通り角地(60坪)
 長期経年により家族構成が変わり、居住者が手放した物件。物件の現状と販売価格との折り合いがつくかどうか。数年前にサイディング外壁を張り替え見た目はよいが、販売価格は必ずしも実態を反映していない。

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