タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

風もないのにポトリと落ちるエゾシャクナゲの漏斗形合弁花

 3月 23 日に投稿した「春を待つ北国のエゾシャクナゲ(葉芽と花芽)」の花が満開になった。前年枝の先についた花芽は6月下旬に開き始め、7月上旬に、径3〜4㌢、白〜淡紅色の漏斗形合弁花が5〜15 個姿を現し、散形花序をなす。花弁は5裂、さらに各裂片の先が浅く2裂する。
 亡くなった母は生前、花を咲かせると樹勢が衰えると言い、開花前に蕾を摘んでいたが、私は咲くに任せ、開いたままの形で、合花弁が風もないのにポトリと落ちる風情を楽しんでいる。
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