退職後、私の主たる活動の場として工房になるはずだった田舎家は、今や単なる物置兼作業場に変じた。資料・書籍の入ったダンボール箱、デスクやロッカー、各種機械類が雑然と収まっている。刈払機もその一つだが、主役は現在、女房用として平成十六年に購入したマキタMEM262(24.5㏄)に、私用が平成二十年購入のホンダUMK425H(25.0㏄)に交代、平成八年に購入したマキタEM226(23.0㏄)は、プラスチックの紐を装着し際刈り用として表舞台から退いた。ときどき、ブログに「取説」に関する検索からのアクセスがあるので、今回は、要望かどうか不明だが、各ページを写真撮影し、不鮮明ながらデータを提供する。
このEM226は、新品購入の翌年、作業中に原因不明のエンジン焼き付きを起こした。保証期間中だったので、販売店に持ち込み無償修理を交渉したが、販売店では埒があかず、マキタ釧路出張所の社員との交渉になった。マキタでは、「エンジン焼き付きは、通常の使用では発生しない。使用者の側に何らかの瑕疵がある」の一辺倒で話にならない。結局、シリンダー・ピストン・キャブレータ交換、費用折半にせざるを得なかった。釧路にはマキタの技術社員がいないため、原因究明もうやむやにされた。販売店のホーマックは仲介だけで知らぬ顔の半兵衛。ま、苦い想い出が残って、今も捨てられないで脇役を演じさせている。
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