タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ ポスターで民主党が「小沢隠し」≫

P1020285_2P1020188_2 三月四日の検察批判記者会見で、「何らやましいことはない。おわびする理由は見あたらない」と大見得を切った小沢一郎(十日の記者会見で国民におわびを述べる写真は、3月11日付『釧路新聞』第5面から転写)は、八日に判明した読売新聞社や共同通信社の全国世論調査(電話方式)の厳しい結果に、内心穏やかでなかっただろう。胆力増強に、少しはクリカラモンモンの孫を見習ったらどうだ。
 民主党は表向き小沢を支える方針を変えていないが、鳩山幹事長は、八日のNHK番組で、捜査の進展次第で小沢の代表辞任もあり得る(3月9日付『讀賣新聞』第3面〈総合〉参照)との認識を示した。
 追い打ちをかけるように、東京地検特捜部が十二日、元秘書で資金管理団体<陸山会>の事務担当者だった石川和裕・衆院議員を参考人として事情聴取したことにより、選挙及び政治活動ポスターでの<小沢隠し>の風が強く吹き始めた。
P1020193_2 P1020195 千葉知事選で民社国推薦の吉田平氏は、「12日の出陣式で苦しい胸中をのぞかせた。あいさつの最後にようやく『民主党』に言及したが、小沢氏の名前を口にすることはなかった」(3月13日付、同新聞・第4面〈政治〉)という体たらくだ。
 既に各地に張り出された小沢とのツーショット・ポスターは急遽張り替えられている。あまりにも情けない様(ざま)ではないか。清廉潔白な小沢とのツーショットで構わないだろう。麻生首相に罵詈雑言を浴びせたことを忘れたか。
 それにしても石川和裕は、『釧路新聞』≪巷論≫の串崎英子風にいえば,いわゆるKYなのか。釧路管内から十勝管内に入ると、吉野から幕別あたりまで、小沢とのツーショット・ポスターが溢れていた。元秘書だから、当然といえば当然か。右往左往しないのが功を奏するかも。相手はアル中だから今度は勝てるぞ、ぐぁんばれ

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