冬期間、屋敷裏北側の空き地の土中に埋めた鉢物を五月二十六日に南側の鉢物台に載せて二週間、新葉の展開が遅いものもあるが、ミネズオウは四個とも開花し始めた。
今冬は少雪だったせいか、ロッケリーのミネズオウは葉枯れの被害が発生したが、土中に埋めた四個は斑入りミネズオウを除いて被害を免れることができた。斑入りミネズオウは、父が元気な頃園芸店から購入し、私が火山礫につけたもので、当初から樹勢は強い方ではなかった。私が在職中は、毎日多忙を極め、必要な手入れを怠ってスギゴケに埋もれさせたのも影響しているのだろう。
ミネズオウは、高山植物としては元来育てやすい低木だが、今春は、写真上段の火山礫につけたシダレミネズオウと青い陶器の丸鉢に植わったのが特に元気がよい。ハイマツの実生苗といっしょに火山岩につけたミネズオウは、上部に若干の葉枯れの被害を受けた。ハイマツにはあまり元気を出してもらいたくないので、ここ数年、芽摘みを丁寧に行って、生長を抑制している。
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