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タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 女子陸上選手の競技ウエア ≫

P1030301 五月九日、大阪長居陸上競技場で行われた<陸上国際グランプリ大阪大会>の女子四百㍍リレーで、日本チームが日本新記録を出したことは結構なことではある。従来の記録は43秒67で、新記録は43秒58(世界記録は41秒37)だそうだ。
 四百㍍リレーは、昨年の北京オリンピックでの日本男子銅メダルの感激が記憶に新しいが、女子はオリンピックに出場できるかどうか、ぎりぎりのレベルにある。
 いくら日本新記録だからといって、二流の記録達成を、歴とした新聞が、新作水着発表会もどきの写真(5月10日付『北海道新聞』から転写)を添えて第1面の真ん中に大きく掲載し、「新型インフル国内初感染」と同じ扱いとは編集部の見識を疑いたい。
 私は、最近の女子アスリートの<セパレート水着風臍丸出しスタイル>を快く思わない質(たち)の人間である。そのスタイルでなければ記録が出せないのなら、男子アスリートの競技ウエアはどうなのか。
P1030302P1030303 男子百㍍を自己ベスト10秒13で走り優勝した塚原(写真下段<左>は、5月10日付『北海道新聞』第18面〈スポーツ〉から転写)も、男子二百㍍を20秒31で走り、自己ベストを更新し二位に入った高平(写真下段<右>は、同新聞から転写)も、優勝した米国選手も、腹部を露出していない。
 百分の一秒を競う短距離競技で、ウエアが少なからず影響することは素人の私でも理解できる。しかし、陸上競技で腹部丸出しの必要はない。国際水泳連盟は、十九日、「水着の承認などに関する会議を開催する」(5月13日付『讀賣新聞』第19面〈スポーツ〉)が、競泳の場合は、水着の素材の浮力や厚みが成績に大きく影響するので、会議は、<セパレート水着風臍出しスタイル>とは次元が異なる。

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