タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪クリーンではない民主党議員(石川知裕)≫

P1070548 八月の衆院選(北海道11区)で中川昭一・自民党候補が落選後に病死し、小選挙区当選を果たした民主党・石川知裕議員が十勝地方の陳情を一手に引き受けることになった。
 九月三十日、「新政権の政策への不安と地域が抱える課題への理解を求める声」(10月2日付『讀賣新聞』第25面)に応えるため、石川議員は、十勝町村会との懇談会(首長の陳情を聞きメモを取る写真は、同新聞から転写)で、民主党の方針を伝え、地域の意見を政府の政策に反映させることを自信たっぷりに強調し、順風満帆のスタートを切った。
12 小沢親分の西松建設違法献金事件で東京地検特捜部の事情聴取を受けた傷口(3月14日、札幌市中央区のホテルで記者会見を行い陳謝する写真は、<MSN産経ニュース 09.11.30.03:00>から転載)は、民主党への追い風でたちまち塞がり、選挙への影響は全くなかった。
 しかし、「好事魔多し」とはよくいったもので、二つの政治資金規正法違反の疑いが明るみに出た。
 一つは、私設秘書(八月の衆院選後は公設第2秘書)の給与を二企業が負担したのに、自身が代表を務める民主党北海道第11区総支部の政治資金収支報告書に給与分の寄付の記載がないこと。もう一つは、「2008年中に札幌市内の不動産会社から事務所や車の無償提供を受けながら、資金管理団体『勝山会』(北海道帯広市)の同年分の政治資金収支報告書には、事務所家賃や車リース料44万円を同社に支払ったと記載されていたこと」(12月1日付『讀賣新聞』第39面)。
 あの親分にしてこの乾分(こぶん)あり、だな。「一心会」はいかさま師の集まりではないか。そんな輩(やから)が自民党の二階氏秘書を批判できるのか?

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「政治経済」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事