※ 画像はいずれも NHK テレビ3の画面を撮影。
大相撲3月場所千秋楽結び前の一番で、稀勢の里は照ノ富士を破り、2敗同士の優勝決定戦に持ち込んだ。【 本割 】 稀勢の里は立ち合いで珍しくも左に変化し、照ノ富士に土俵際まで一気に押し込まれたが、横へのもみ合いで堪え、咄嗟に右から突くと、照ノ富士はもろくも土俵に崩れた。
【 決定戦 】 稀勢の里の立ち合いが甘く、照ノ富士はずぶり双差しとなって寄るも、土俵際で稀勢の里に起死回生の右小手投げを打たれ、右足の踏ん張りがきかず横転。稀勢の里も痛めている左腕から土俵下に転落した。【 稀勢の里の課題 】 脇の甘さと腰高を是正しなければならない。棒立ちのまま押し込まれ、土俵際で小手投げあるいは突き落としを放つことが多いが、体を横に振って自らも土俵下に転がる相撲では、怪我のリスクが付きまとう。