カードから情報を不正に読み取って複製する、従来の<スキミング>とは異なり、流出した情報を基にキャッシュカードを偽造し、現金が引き出される事件(被害を受けた銀行の一覧表は、11月11日付『讀賣新聞』第1面から転写)が全国の地方銀行等で発生しているという。セキュリティの脆弱な地銀・信金・信組が集中的に狙われたのだろう。金融機関側のセキュリティの強化が必要だ。
「昨年十月十七日から二十三日の間、百十六人の口座から計約一億四千百万円が引き出された」(11月12日付『北海道新聞』第29面〈第1社会〉)北洋銀行では、「キャッシュカードに記録されている特殊情報の複雑化や、偽造困難な集積回路(IC)カードの発行無料化などの対策を講じており、事件発覚後の被害はない」(前掲『北海道新聞』)というが、我が家では、今でも旧拓銀のカードのままで北洋銀行のATを利用している。これまで一度も、新しいカードに変更してくれとか、有料で偽造困難な集積回路(IC)カードが利用できるなどと説明を受けたことがない。無料化の案内もなかった。北洋銀行は、客への対応が杜撰ではないのか。
■ 銀行本店の写真は、上段<右>へ中国銀行・紀陽銀行・下段<左>大分銀行は『ウィキペディア』、上段<右>八千代銀行はHP<FUJITSU><fujitsu></fujitsu>、下段<右>北洋銀行はHP<日経ナビ>から、それぞれ転載 ■
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