材木町は地図上の平面としては、城山1丁目の北端を底辺、緑ヶ岡台地西端と釧路川を右辺・左辺とし、市道貝塚通にいたる、南北に細長い特異な台形をなしている。
立体的には、右辺の高台は、西側が傾斜のきつい数十メートルの高さの崖状を呈し、過去にしばしば大雨や地震による土砂崩れを起こした危険地帯であり、各所に大がかりなコンクリートの土留め工事がなされている。
橋南幹線道と根室本線の線路が並存する低地帯は、もとは釧路川の河口近くの湿地で地盤が弱いため、道路沿いの家屋は何度も大地震の被害を受けているし、国道44号線から、釧路川越えに北から南を一望すると、山の手台地の縁まで家が建ち並んでいて、大地震に地盤が耐えられるかどうか、不安な気持ちにならないでもない。
釧路川に架かる旭橋の先に<材木山の手トンネル>、そのトンネルの上に<材木跨道橋>、緑ヶ岡若草通に<緑ヶ岡トンネル>ができ、交通の便は格段によくなった。
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