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タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪今年も道東で人里近くにヒグマが多数出没(11年)≫

P1190845 昨年はヒグマの目撃例が異常に多かったが、今年も、昨年以上に道東各地でヒグマの目撃例が頻発しているという。きちんとした調査が行われていないので個体数が増加したかどうかは分からないそうだが、今後、秋の実りの時季を迎え、山には入る場合は特別に注意を要する。
 昨年秋はドングリ・ヤマブドウ・コクワなどが大豊作で、若い個体の生存率が高かったという説がある一方で、「携帯電話の普及で、通報がしやすくなっている影響もある」(8月6日付『北海道新聞』第27面)との指摘もある。
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 六月末には、阿寒湖畔の遊歩道や通学路で目撃が相次ぎ、捕獲はされていないが、「ヒグマが掘ったとみられる切り株」(6月29日付『釧路新聞』第17面)が見つかっている。私は、これまでに三度山中でヒグマに遭遇したが、いずれも距離があって事なきを得ている。現在、女房と釣りやキノコ採りに入る山をテリトリーとするヒグマがいて、少なくとも三個所で三頭は間違いない。
 仔連れの母熊以外は、不意に出会うのが最も危険なので、山中では、声高に話して人間の存在をヒグマに知らせるように努めているが、真新しい糞や足跡を発見した場合は、即座にその場を立ち去るのが安全策である。朝まだきや夕暮れに山に入るのは危険。仔熊には要注意、危うき(母熊が近くに必ずいる)には近寄るべからず。

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