タイトルは≪クロフネツツジと花後のアカヤシオ≫で、左隣にアカヤシオを入れて撮影(六月二日)したが、メインはクロフネツツジである。昨年、樹形を整えるため強剪定を行ったので、今年は花数が少ないと予想していたが、剪定時期が早かったせいか、その後に多くの花芽が賑やかに付いてくれた。
撮影については、女房にいつも、「もっと開花数が増えてから撮るとよいのに」といわれるが、持って生まれた性分は直らないもので、まだ二分咲き程度なのに、つい気が急いてしまう。三日待てば、ほぼ満開なのに、その三日が待てないのである。
ヨドガワツツジの豪華な八重咲きとは違い、清楚な貴婦人の趣があるが、花の色と大きさ、葉の大きさに変異が多く、よそ様のクロフネツツジと比べて、雰囲気の違いに驚くことがある。秋の紅葉も樹によって違いが大きい。
概して葉が大きく新芽の伸びが旺盛なので、狭い庭で適度な大きさを維持するためには、剪定が難しいツツジである。伸ばし放題にすると手が付けられなくなる。
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