世界の耳目はこのところ米ビッグスリー(自動車大手三社)救済にばかり向いているが、欧州の自動車産業界も、「販売不振と資金調達難の『二重苦』に直面」(11月15日付『讀賣新聞』第9面〈経済〉し、経営悪化が深刻化している。
米ビッグスリーと同様に、メーカーの信用力の低下が資金繰りを苦しくしているため、欧州最大手の独フォルクスワーゲンや独BMWでさえ、何らかの公的保証を受けないで経営資金を調達することが難しくなっているのが現状である。 独BMWグループは十二月五日、十一月の世界販売実績が「前年同月比25.4%減の9万6570台に急減した」(12月6日付、同新聞・第8面〈経済〉)と発表した。特に、主力のBMWブランドの落ち込みが大きかったようだ。
釧路では、国道38号線を挟んで、鳥取大通四丁目の南側にネッツトヨタ道東、北側にモトーレン札幌 KusiroBMWの営業所があって、ミニや例のキドニー・グリルの高級外車を販売している。
BMWジャパンが、この春から、日本市場向けに改良して発売を開始した新<3シリーズ>( 320i の写真は、12月4日付、同新聞・第8面〈経済〉から転写)は、五百万~七百万円もの高級車で、トヨタのレクサス同様、消費が低迷する中でおいそれと売れるわけがない。我が家が、見栄を張らず、軽自動車を選択したのは正解だった。
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