春一番に開花するエゾムラサキツツジとトキワツツジに次いで庭を彩る、開花期の異なるツツジ四種を、開花の早い順に並べた。
写真上中段<左>はアカヤシオ。気むずかしい花木で、開花数が増えない。この春は二花のみ五月八日開花。
上中段<中>はミツバツツジ。多数花芽を付けるが、開花期間が短いのが欠点。枝先が徒長するので、強剪定が必要。五月十六日満開。
上中段<右>はクロフネツツジ。変異が多く、我が家の庭の木は、花が小さく色が薄い。枝先が粗く徒長しがちなので剪定が難しい。油断すると狭い場所に収まらなくなる。五月二十八日七分咲き。
下段<左><右>はヨドガワツツジ。五月二十九日五分咲き。八重咲きの花で雨に弱い。六月初旬は意外に雨天が多く、開花したヨドガワツツジにとって受難の時季である。早めに花殻を取り除いてやる必要がある。エゾムラサキツツジやトキワツツジと同様に、脇芽の伸びが旺盛なので、あまり早く剪定すると樹形が乱れる恐れがある。
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