札幌に住む次男から贈られた昨年の父の日のプレゼント=セネキオ・クライニア(モンキーツリー)が、昨日、七月八日、二葉を残してすべて落葉したので、複数に枝分かれしている二本を上から五㌢で切断し、四号素焼き鉢に挿し木をした。サボテンと同様の多肉植物なので、冬期間は乾燥気味に保温に気をつければ容易に発根する。
原産地のカナリア諸島では「茎に触ると幸福が訪れる」という言い伝えがあるそうで、我が家では頻繁に摩って幸福を呼び込んだせいか、無病息災で一年が経過し、金運も悪くなかった。こういうことは気持ちの問題だから、次男には大いに感謝している。 初めての植物だから育てるのに不安がないでもなかったが、幸い、順調に生育し花も咲いた。開花後、白い細毛のついた種ができたが、種の内部は空白だった。実生による繁殖は難しいのかもしれない。ともかく、栽培経験のない植物なので、灌水と施肥には細心の注意を払った。
ウェブサイトを検索すると多くの栽培情報が得られる。休眠する夏と冬は挿し木時期には向いていないようだ。ま、夏の休眠を超し秋から冬までの間に発根するだろうと、敢えて、この時期に挿し木を行った。多肉植物だから、過給水にならないようじっと待ち、来年の春には新葉が出、茎を「なぜなぜ」できることを期待したい。
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