私は昭和 40 年に就職し平成7年までの 30 年間、職掌柄もっぱら業務用和文タイプライターで文書を作成したせいで、年賀状は「木版画&和文タイプライターによる添え書き」を基本とした。
ところが、平成7年に職場に配置された米国人青年から Mac Quadra 650 の手ほどきを受けるや、パソコンにのめり込み、平成9年から今日まで 20 年間の年賀状は、「パソコン&万年筆による添え書き」に変じた。この間、平成 18 年の定年退職以降、手書きは万年筆からボールペンに代わっている。
今年の年賀状は、マイクロソフト・ワードで主要な文字を構成し、デジカメで撮った写真を挿入。必要に応じてボールペンで文章を添え書きし、署名する。宛先と住所も手書きで、「パソコン&手書き」の折衷派と言うべきか。