タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

私は犬猫に心の癒やしを求めない

   <通りすがりの歩行者に牙を剥いて吠えかかる犬>

   <我が家と隣家の庭で小鳥を狙う猫>

 猫は幼少期から故郷の家で身近な存在だったので、就職して間もない独身の数年間、子猫をもらい受けて飼ったことがあるし、今でもテレビで「岩合光昭の世界猫歩き」を見て楽しんでいるが、花壇や菜園の土を排泄のため穿るから歓迎しない。
 俗に「犬は人に付き、猫は家に付く」というが、本当だと思う。犬は、飼い主には従順で愛想を振りまくが、他人には牙を剥く。私は犬に執拗に吠えられると、棒で殴り倒したい衝動に駆られる。敵意を抱くものには本能的に拳を固めて身構えるのである。
 猫は、可愛がれば喉を鳴らしてすり寄るが、気に入らないと爪を立てる勝手気ままな生き物である。「おーい、誰かそこの犬と猫、どかしてくれないか」
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