タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪武蔵川(元横綱三重ノ海・在日朝鮮人)の執念≫

P1120101_2 週刊誌の記事が発端となり、野球賭博事件で次々と新事実が明るみに出、存亡の危機に立たされた日本相撲協会は、当初から事件に対する認識が甘かった。武蔵川・前理事長は、賭博への関与を自己申告する上申書の提出について、理事会に諮ることも、所管の文部科学省の了解を得ることもしないで「率直に申告すれば厳重注意にとどめる」(7月5日付『讀賣新聞』第34面)というユルフン姿勢を示し、事件を協会内部で処理するつもりだったのだ。協会の危機に直面し、己の保身または外部理事長の拒否しか頭にないバカが改革を実行できるか。
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■ 6月16日〈外部有識者による賭博問題を調べる特別調査委員会を設置〉
■ 6月21日〈特別調査委員会の意向で、理事長が本場所開催を見送る可能性に言及〉
■ 6月27日〈協会が厳しい処分勧告を受け入れ、名古屋場所は開催の見通しとなる〉
■ 6月29日〈特別調査委員会が村山義弘・外部理事を理事長代行に推薦〉
■ 7月03日〈協会幹部が協議し、勝手に理事長代行を放駒理事に変更〉=反乱かね?
■ 7月04日〈臨時理事会で理事長が村山義弘・外部理事を代行に指名する意向を示す〉
■ 7月25日〈理事会が名古屋場所後も村山理事長代行続投を決定〉
■ 8月04日〈文科省の意向を考慮し、理事長が秋場所までに辞任を決意〉=当然だな
■ 8月05日〈武蔵川が理事長に復帰、当面続投を表明〉=前言を翻す
■ 8月10日〈理事長指示で、協会が望月浩一郎弁護士にアドバイザー契約解除を通知〉
■ 8月11日〈文科省に呼ばれ、出羽海・陸奥両理事が弁護士解任取り消しを報告〉
■ 8月12日〈午前の臨時理事会で理事長が辞任を申し出る〉=辞めるのは既定の事実
■ 8月12日〈午後の臨時理事会で辞任を承認、後任に放駒理事を選出〉=お手並み拝見
(写真上段は8月12日付『讀賣新聞』第16面、下段<左>は8月5日付『北海道新聞』夕刊・第17面、下段<中左>は8月14日付『讀賣新聞』第19面、下段<中右>は<MSN産経ニュース 10.7.11.16:08>、下段<右>は同ニュース<10.8.10.22:52>から、一部トリミングを行い転写または転載)

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