タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪国立大学教員が研究費でPCを私物にする方法≫

P1150887 既に定年退職した知人の国立大学教員から聞いた話。教員が研究費で購入した物品等は、十万円未満の場合は消耗品、十万円を超えると記号番号が付され備品簿に載り、転退職の際、事務局の係に返却を求められるという。
 そこで、PCの知識がある教員は、十万円未満で部品とソフトを個別に単体で購入、自分で組み立てると、内容的に三十万円を超すPCが消耗品になるのだそうだ。
【PCを構成する最低限のパーツ(五年前の部品・実勢価格)】
■ケース〈CSI-7439SW/450、センチュリーコーポレーション、1.5万円〉
■電源〈DEL-450、DELTA Electronics、ケースに付属〉
■マザーボード〈A8N-SLI Deluxe、ASUTecComputer、2万円〉
■CPU〈Athlon 64 3800+(2.4GHz)、AMD、4万円〉
■CPUクーラー〈PHX-775、Zaward、1万円〉
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■メモリーモジュール〈CD512M-DDR400、センチュリーマイクロ、2×1万円〉
■ハードディスク〈Deskstar T7K250(250GB)、日立グローバルストレージ、1.5万円〉
■DVDドライブ〈PX-716A/JP2、プレクスター、1万円〉
■ビデオボード〈Extreme N6600、Silencer/TD/128M、ASUSTeK Computer、1.5万円〉
■モニター〈G2420HD、BenQ、2万円〉
■プリンター〈EP-301、Epson、1,5万円〉
■OS〈Windows Vista Home Premium、Microsoft、3万円〉
■その他必要に応じて外付け機器、アプリケーションソフト、10数万円~
●以上、合わせて31万円を越す物品等が私物同様になる、と知人は断言した。

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