昨冬は一月十日の暴風雪で、釧路市内で22㌢の降雪があり除雪車が初出動したが、今冬は既に、十二月二十六日夜半から翌未明までに13㌢(積雪深15㌢)、引き続き二十八日朝から翌朝までに15㌢(積雪深19㌢)、さらに一月五日午後から翌日夕方までに29㌢(積雪深42㌢)の降雪、三回の除雪作業により釧路市の「本年度の除雪費2億4千万円が底をつき、1月中に除雪費を補正する異例の事態」(1月5日付『北海道新聞』第29面)だという。
六日朝、雪質が重く除雪作業が難渋する中、久寿里橋を行く市民(1月6日付『北海道新聞』夕刊・第1面から転写)、狭い生活道路交差点角地のブロック塀に除雪車が押し上げた雪山(七日撮影)、広里(写真上段、1月7日付、同新聞・第23面から転写)や高山(写真中段<右>、七日撮影、市内から距離があるため広里ほど混雑しない)の雪捨場のトラックやダンプカー。
この時季は、安定した西高東低の冬型気圧配置で、シベリア高気圧が日本を横断する低気圧の北上を阻むため、釧路では雪が少ないはずだが、ここ数年、シベリア高気圧の勢力が弱く低気圧が北上(天気図は、1月6日付『讀賣新聞』第1面から転写)し、湿った大雪を降らせることが多くなった。地球温暖化の影響なのかどうか‥‥今後、市も市民も降雪に対する認識を変えなければならないかも。
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