タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪六日から三日連続の除排雪作業≫

P1070838 一月七日の夜は、二日連続の除排雪作業の疲れで二十二時に就寝、翌朝六時に目覚めた。スズメの給餌台に餌を与えるため、身支度を調え六時半に外に出ると、ピリッとした寒気の中で下弦の月が南の空に浮かんでいた。八日は月相23なので昨日の半月より少し痩せている。左下の黒い影は、エゾシャクナゲの葉。
 少し離れたサラサドウダンの中でスズメが動いているのが見える。私が立ち去るのを待っているのだ。優しい餌やりおじさんの手に乗ってもよいのに、身近に接するスズメも野生の小鳥だから、そうはいかないのだろう。
P1070822 六日未明に除雪車が玄関前出入り口に置いていった大量の雪をホンダ除雪機で取り除いてあげたお礼にと、隣の一人暮らしのお婆さんから戴いた釧路名産の紅鮭とサンマの笹すしを食し、七日の晩酌〈お福正宗〉はいつもより量がはずんだ。
 我が家の近隣一帯は高齢者世帯が多く、どこも冬期間の除雪作業に難儀している。私は六十歳代後半で元気いっぱい(「ほんと?」と女房の声)、ほんのついでの作業だったので、気を遣ってもらい恐縮した。
P1070839_3P1070844 ま、そういう訳で、八日はお婆さんの敷地のブロック塀に沿った歩道の雪を排雪するボランティアの日となった。
 キャリーを道路端に寄せて、事故防止のために赤色のコーンを立て、十時二十分に積み込み作業開始、午前中に高山の雪捨場まで一往復。昼食後、二往復で雪はきれいになくなった。十五時三十分に作業はおしまい。

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