タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪園芸用ネマガリダケ保管棚を老前整理(11年)≫

P1180807 北海道東部の海岸地帯は冬期間の積雪が少なく、一般的に庭木の枝折れ防止策は不要といわれてきたが、この二十年来気象状況が変化し、特に年を越して春までに何度か、日本海南部から西寄りに北上する低気圧が湿雪をもたらすため、厳冬期の寒風対策を兼ね降雪対策を講じなければならなかった。
〈方法〉樹木の大きさに合わせて数本のネマガリダケを根元に差し込み、脚立に登り、最上部を時計回りに重ねて紐で結わえる。下部から上部へ向かい適宜、筵を紐でネマガリダケに括り付ける。筵が強風でばたつかないように上下斜めに縦紐で押さえる。文字にすればこれだけのことだが、加齢とともに、寒風の中で素手で紐を結わえる作業は身に応えるため、平成十九年をもって、ネマガリダケ&筵方式を止めた。枝が細くて柔らかいツツジ類の要所を縄で窄める作業に変更し、筵は燃えるゴミとして処分。大量のネマガリダケは保管棚に放置されていた。
P1180805_2P1180811_2P1180812
P1180815P1180817P1180818
 六月二十五日の老前整理で、西側隣家との境界部分は見違えるようになった。廃材は、すべて女房がゴミ処理場まで軽トラックで搬送。ブルーカートン二個、岩石やコンクリートブロックの片付けはそのうち。取り残された女房のハマボウフウの箱は、鉄筋コンクリートで新品に作り替えてあげよう。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「行住坐臥」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事