もうずいぶん前からいわれている話にもなるのですが、車を買い所有しているメリットがよくわからないといわれる人が少なくありません。
「車を買って乗るという必要性はないと思うので都市部の人は不要で、田舎の人くらいじゃないのかなあ、買うのは」というご意見もよく聞いたりする話です。
私三之橋の場合は、18歳になった頃はたまたま大学生になった年で、あくまでも同じ大学の同じクラスの子と知り合う中で話したりするじゃないですか。
その時にはもうみんな免許を持っていたり、車を買って乗っていたりしていた人の方が圧倒的に多かった。
まず、入学式の日に、国産高級4ドアセダンというエグゼクティブカーみたいに呼ばれている車で、発売されたばかりの後期型に乗って来ていた子がいた。
車は、発売されたばかり、モデルチェンジがあると前期型として売られ、2年とか3年で次のモデルチェンジ前に1度マイナーチェンジしてデザインが少し変わるとか、不評な個所を変更して発売され、それが後期型モデルと呼ばれます。
どのデザインかがわからなくなるので、「私三之橋は30プリウスの後期型に乗っています」 という言い方をしたりします。
プリウスだと、最近モデルチェンジがありましたので、60プリウスと呼ばれていて、エンジンの型式からそのようなマニア向けの呼び方がされる特徴があります。
特別車に詳しい人でなくても、「あっ、あれは60プリウスで最近出たタイプか」 と発売されていて年代とかがぱっと見でわかる感じです。
それで、「スゲ~なあ、300万円とかするような車で来ている」 と思いました。
どこか羨ましいという事もあったのだと思います。 雑誌で〇〇大学生とか出てくる個人とかがいつも車に乗っているとかあったりしたので高校生とはもう違います~ みたいな大人の世界のようなもの。
大学生だった経験のない人もいらっしゃいますので書いておきますと、大学というのは必ずしも高校のように家のそばにある高校に通うというのと違い、県外とかにある大学に通うという事で多くの人は18歳で生まれて初めて実家を出て1人暮らしをするという世界だったりします。
大学の入学式の日は、周りに誰も知り合いがいないところですので、1人ポツンとしている孤独感がある。
18歳という年齢ですから、自分が誰かと仲良くなっていかないと、明日も1人が続くわけですので、入学式から誰かに話しかけないといけない。
アパートや、賃貸マンションでも最初に声掛けできないと、ずっとそのままになるわけで、自分からしんどい世界を作りあげてしまう。
それで、「あの車って出たばかりの後期型なので凄いね」 みたいに話しかけた。
「俺はさ~、4年後にはどこかの企業で働き営業車にでも乗っているつもりなので、その時に困らないように今からこういう風にしてあんな車を買って乗っているだけ。 お前そんなことも知らずに生きているの」 と言われた。
なんというか、上手く説明するのは難しいのですが、生意気な人というよりも、どこか田舎から出てきた感じに見える人で、都会に合う高級車に乗っている感じで、少し言葉に訛りもあるような感じで、知らない人としゃべりたくないという雰囲気があった。
例えば、田舎の方に車で行き道に迷う。 そんな場合に、道を尋ねると説明するのが苦手で私に訊かないで~ みたいな人がいる。
わからないからと言って、「えっ」 と言ったり、同じことをオウム返しのように言えば、それは訛っていると相手がバカにされているように感じたりするとかあったりする。
俗にいう、しゃべれない人みたいな感じだった。
なんとなく言いたい事はわかったのですが、翌日からヒアリング調査をしていく事にした。
「ねえ、あそこにいる子って凄い新車で来ていたんだけど、あなたももう免許とか車を買って乗っていたりするの?」 みたいに声掛けしていく。
まずは友達を作らないといけない。 やみくもにやっても効率悪いわけで、みんなというマジョリティがやっている事と同じ路線に合わせた方が話もしやすいというものがある。
人間の法則でいえば、人がその年齢で何をやっていたのか? みたいな部分で共通点の多い程将来話がしやすいとなるというものがあり、18歳でみんなが免許取っていればそれに合わせておくと将来「あの18歳の頃に自動車学校に通ったらこうだったよね」 みたいに話がかみ合いやすくなる。
そういうシンプルな理由だった。
要約すれば、人は車の運転免許を取得する。 自動車学校は誰でも卒業できるので、誰でも普通運転免許証は取得できる。
問題はその後で、卒業した段階では全員横並びだったのが、あっという間に差が開いていく。
1年間初心者マークを貼り、公道を1人で実践運転して、さすがに1年後に自分で運転に向かないなあ~ と感じれば自分で運転はやめるだろう~ という判断をしないといけない。
そういう仕組みになっているので、18歳でみんな一斉に免許証を取得したり、中古で普通車をローンで買って乗っていたりする。
片側3車線道路の真ん中の第2通行帯を走っている時に、左の第1通行帯を走っていた車が急にこっちに寄せてきて、「うわっ、何?」 と一瞬驚き、左折して行く人がいる。
自動車学校で、脱輪してそれが克服できないような人が左折する際に1度右に寄せて大きく曲がるとかあるじゃないですか。
「うわっ、酷いレベルの運転じゃん」 と大学生の免許取ったばかりの18歳同士が乗って大学に行く時でもそういうおじさんがいて、友達と笑ったりする。
車の運転というのは、自分1人で運転席に乗って、1人で走ると、本人は一生懸命にやっているつもりでも、後ろの車の他人から見れば笑いが止まらないとかざらにある。
そのような性質があると思うので、私三之橋は自動車学校で鬼教官を指名し、毎日怒鳴られている。
お金を20万円とか支払い、毎日激高されるのは正直しんどい。
でも、そのハードルが超えられないからと言って、笑顔の教官とダラダラ過ごし、残りの人生をずっと後ろで運転している人に笑われるのは嫌だと考えた。
後は、自動車学校を卒業し、みんな横並びでスタートするので、そこから一気に抜け出す必要がある。
男性の場合は、大学生でも男同士の免許取ったばかりの1年生同士で一緒になり行動するので、女性から見れば怖いと感じる運転で失敗する人が多い。
私三之橋の場合は、女子高校生でいつもミニスカート履いているカワイイ子という感じで、AKB48のセンターとかにいそうな子でナンパされまくりだった。
1番高級車に乗っているような経験の場数が凄かった。
「こういう感じはどう」 と左折する時に訊いてみたりした。
当たり前の話ですが、MT車でクラッチ操作とか滑らかなアクセルワークというのを目指すので、雪道も走ったりしている。
その後、同じ大学の同じクラスの子と、「俺と一緒に大学に行かないか」 と誘われた。
まず、今日三之橋の当番だとすると、三之橋の車を三之橋が運転し、それにその友達を乗せて大学に行く。 翌日は友達の当番となり、友達の車を友達が運転し、三之橋を乗せて大学に行く。
そうするとガソリン代は半分になる。
各自の車なので、燃費性能は違うが、不満はない。
あと車は1人ぼっちでおかしな運転をして気付かないうちに癖になるとかあるので、助手席で見ておかしいと思ったら指摘しあうというもの。
ちなみに、友達はお父さんが会社経営者だったので、そこの会社の倉庫に2台が集まり、うち1台は置いていき、1台で行き、帰りも倉庫に寄るというシステムでした。
「バディシステムか?」 と思い、一緒にやる事にした。
そんな感じ。
大学1年生の18歳だと、自動車学校に通い、免許証を取得は勉強せずに取得できるので、後は監視人を同乗させて、1人ぼっちで運転して気づかなくなるという、”俯瞰視(ふかんし)” の問題が起きるのを防いでいる。
「ゼミの研究に使うと言ったらお母さんがポンと買ってくれた」 という、高級ハンディビデオカメラで後ろから撮影して道路の真ん中を走れているのか? など後ろの視点からのチェックもしていました。
機械も使っていますが、どちらかといえば、人を投入してある特徴が強い。
例えば、「車を買う」 という点に関して。
「俺は高校生時代にあのカッコいいスポーツカーを見て、欲しいなあ、乗りたいなあ、あんな車を買えば、カワイイ彼女ができて、大学生時代を満喫できるはず」 と考えて、高額なローンを組んで買ったとします。
もしも、4年間カワイイ彼女ができずに終わったら、どうなります?
私三之橋の考えでは、①スジヨミの部分がダメで、②修正できなかったとなると思うのです。
スジヨミというのは、自分が何か行動をする時に、その目的であったり、上手くいきそうかとかを自分で判断できないといけない。
どんな人でも、スジヨミは外す事はあると思うのですが、4年間目的である買った意味の部分で修正できなかったというのはかなり癖が強いので、社会人になる前に直した方が良い気がします。
後は、彼女ができたという場合。
日曜日に彼女が「新しくできたテーマパークの〇〇〇〇〇に行こうよ」 と誘われた。
でも、その1回のドライブデートで、結構想定外のお金がかかるというのを実感した。
「高級車を買えば彼女できるはず」 とスジヨミし、実際に買ってみてわかったのは、「彼女がいればお金は想定したよりもかかってしまい、何度も何度も一緒に出掛けるのは無理だった・・・ というのがわかるという人もいる。
それ以外では、管理の面がある。
車を買って持っていると、毎年4月1日時点で普通車だと4万円の請求書が発行され、4月下旬に送付され、「5月末までにコンビニで支払っておいてね」 と書いてある。
それ以外には、2年に1度の車検を受けないといけないので、10万円はかかる。
それ以外では、12カ月点検もあるし、4年に1度タイヤ交換とか、3年に1度バッテリー交換がある。
毎月27日には月極駐車場の代金が保証会社から引き落としになる。
走った分だけガソリン代がかかるし、出かけると高速代もかかる。
出先では有料コインパーキングでの駐車場代もかかる。
後は1年間の定期契約の任意で入る自動車保険は、新規6等級スタートとなり、21歳未満だと年齢で割り増し料金になるのでよく教えてgooでも200万円いかない軽自動車を買ったら1年間の保険料だけで〇〇万円かかったとか書いてあるように、年間で10万円とかで済まない。
車を持った事のない人から見た時に1番イメージしにくいのは自動車保険だと思うのですが、最初が1番高額で、事故がないと翌年度は下がっていき、下がり続けるというわかりづらさがある。
18歳の大学1年生が普通車を中古で100万円くらいでローンを組んで買う。
バイトしながら返済していくわけですが、バラバラに発生する自動車税とかを支払い続けないといけないし、18歳とかの年齢だと彼女とドライブしても、彼女が「私も半分ガソリン代出すよ」 とかはまず言わない。
運転しない彼女とかだと、そもそもマイカーを買えば1年でいくらくらい維持費がかかるとか、あそこまで走ればどのくらいガソリン代がかかるとか知らない。
女性の場合、化粧品代や、洋服代などは男性よりもかかっていたりするので、そもそもガソリン代を出してあげる余裕はない。
中学生や高校生の頃に、「俺は18歳になったらカッコいいスポーツカーを買い、それに彼女を乗せて走るぞ~」 とか夢を見ていた人でも、現実にお金がかかり、バラバラな請求でくるのでその管理ができない人もいる。
「ヤバイ、今月は車検を受けないといけなかったのを忘れていた。 でも、どうしよう、車検で10万円も支払うと、今度は家賃の支払いができないぞ」 となったりする。
それでカードローンとかでお金を借りていくと、借金だけが加速度的に増えていくので、「もう俺は車に乗れない人なんだ」 となり、車を買取店で売り、1年とかで車を手放す人もいる。
もしもそのような結果であれば、「俺は管理能力がダメな人なんだ。 同じ大学の子はまだ乗っているし」 とわかったりする。
管理スキルがなければ、どんなに優秀な大学に在籍していたとしても、新社会人デビューして将来管理職になるというのは、ほぼ無理かとその時点でわかると思う。
彼女がいて、「ねえ、今度の週末は新しくできたテーマパークの〇〇〇〇〇に行こうよ」 と言ったりする。
その場合、私三之橋の場合だと、「行きたくないなあ、毎日車で走り友達乗せて大学に行っているので、もうヘトヘトじゃん」 と思ったりする。
日曜日に洗車して7時とかに走って彼女の家に迎えに行く時に、「家で昼まで寝ていて、ゴロゴロ過ごしたかったのに」 と思ってしまう。
彼女を乗せて、後ろの席から地図本を出して、「ここから県道〇〇号線を走って、交差点の〇〇〇〇〇で右折して、国道〇〇号線に入り、あそこのインターから高速道路に乗って時短で巻いていかないとお昼ご飯も到着も遅れるしなあ」 みたいにサッとドライブルートを組み立てる。
免許取ったばかりで行ったこともない土地勘のない道路を走るとプランを地図の本を見てサクッと組み立てないといけない。
地図を読めない人は、”空間認知機能” が低いといわれているので、それも社会人になる前に直しておく方が良い気がする。
ドライブルートをサッと組み立てて、作業工程表みたいに書いて出発する。
運転していると助手席で彼女がご機嫌で、「ねえ、この前こんな事があったの」 と話すので、「へえ~、そうなんだ」 と相槌を打ちながら、「今は交差点〇〇と書いてあったのでたぶん次の交差点で右折して国道に入るのかな」 と考えないといけない。
車を運転しながら、彼女と会話しながら、同時に自分で組みたてたドライブルートプランの進捗具合も管理しないといけない。
20歳でも2つ以上の事を同時にできない人はいるので、それも新社会人デビューする前に直しておいた方が良い気がする。
後は、土地勘のない場所を走るので、道に迷うとかある。
田舎の方で、車を安全な場所に停めてエンジン掛けたまま、エアコン掛けたまま彼女に「ちょっと道を尋ねてくる」 と言って、畑仕事をしているおじいさんとかに「こんにちは~」 と声掛けして訊いてこないといけない。
訛っているとかざらにあり、言っている言葉がよくわからないとかもざらにある。
でも、「えっ、なんて言ったの」 とかは言えないので、与えられた情報で、自分の組み立てたドライブルートプランを修正しないといけない。
後は高速道路でも、「ヤバイなあ、想像したよりも遅れているので巻いていかないとランチ食べるのも遅れるので、今走っているのが100km/hなので、120km/hくらいにアップしていくか」 と調整もしないといけない。
目的地に到着して、遊んで帰り、どこかで夕飯を食べたら助手席で彼女が遊び疲れて寝ているのを見て、「やれやれだぜ、あと何時間走れば家に着くのだろうか」 と思いながら運転し続ける。
ちびっ子時代に家族で車で県外の大分の別府の温泉旅行とか、鹿児島とか、友達のお父さんが運転して釣りに行くとかドライブとかで後ろの席に乗っていると、ただただ、暇だった。
それが18歳になった途端に洗車してスタートして、ドライブルートも組み立てないといけないし、進捗具合も管理しないといけないし、修正もしないといけない。
根がグ~たらな私三之橋の場合は、正直な感想として、「もう車を運転しない人生の方がマシではないか」 と思ったりした。
彼女が、「あそこの新しくできたテーマパークの〇〇〇〇〇に行こうよ」 というお題を出されて、その子のちょっとした夢を叶えてあげたいと思ったりして頑張るのですが、それが最初は不慣れさからスタートし、誰かがやり方とか教えてくれるものではないのでしんどいところからスタートする。
楽しいか? それとも辛いのか? みたいなものではないと思う。
先行きがよく見えないような霧の中を走るとか、豪雨の中を運転するとか、吹雪のホワイトアウトのシュチュエーションで運転した事がある人にはわかると思うのですが、よく見えない世界を走っている感じで不安もある。
普段男友達と一緒に運転していると、もしも自分がアイスクリームを食べて下痢をして調子悪くなっても、「運転代わって」 と言えば済むじゃないですか。
後は大学に行くとか道順も普段変わらないので、不安は感じないし、体調も悪くならない。
でも、さすがに免許もない、運転もできない、計画性もないような彼女とか、ガールフレンドを助手席に乗せて運転すると、「体調悪くなったら終わるな」 という不安があったりする。
自分1人でなんとかしないといけない。
「ちょっと風邪ひいたかな」 みたいな体調不良、「ちょっと天気悪いし」 みたいな天候不良。 そういうものは1人だけ乗っている場合は、「その辺のホテルで寝るか」 とできる。
でも、彼女とか仕事が翌日にあるのでそういうエスケープはできないし、翌日朝友達の家に行かないと友達も大学に行くので困るとか、連動するのです。
何が嫌かと訊かれれば、それも嫌という感じ。
朝起きて洗車して出発するとか、夜帰る時とかに「雨が降って汚れたので洗車するか」という洗車も嫌でした。
それまで高校生時代はもっと暇だったのに、大学生になった途端にやることが増えた。
正確に言えば18歳という年齢はそんなものがあると思う。
彼女とか、ガールフレンドが車の運転が好きとかそういう人だと違っていたのかもしれない。
でも、地図とか読めないとか、計画性もない彼女だと失敗しかしないようなところがあるので、反動で自分がしっかりしないと遭難したりするじゃないですか。
それまで高校生時代とかまではスーパー特待生の子といつも一緒だったりして、その子に頼れば楽だった。
でも、そんなやり方で人生がおかしくなったわけで、「ここは反転させておくか」 とやったら、すごく自分に負荷がかかるようになってしまった。
例えば、男性の大学生だった子はいつかは卒業し、新社会人デビューしてどこかの企業に入社して、会社員1年生になる。
そこで飲み会があり、翌日とかに「二日酔いかなあ、休みたいよなあ」 みたいにしんどい時に、朝9時から夕方17時までは一気に集中して、持続できないといけないかなあ~ と思う。
そう考えると、日曜日にまだ寝ていたいのに朝早く起きて、彼女の家に向かえに行き、夜遅くまで運転して、もしも自分の集中力が、ADHDのような人であれば山道運転して事故とか合いそうじゃないですか。
後は、新入社員は1年だけなので、翌年には新しく入社したOL姉さんの部下とかできると予見できるじゃないですか。
男性の場合は、仕事ができるように見えた人でも異性の女性の何もわからない部下ができると一気に失速する人とかざらにいる。
でも、彼女とかガールフレンドが何もできないような人だと負荷がかかりまくるので、会社員になった時に部下ができても失速せずに済むじゃないですか。
人は早い人だと2つ以上の事を同時にできないとかある。
男性でも運転している時に奥さんがダラダラしゃべると、「少し黙っていろ」 と怒鳴る人もいる。
彼女やガールフレンドが運転しない人だと、隣の運転している人が集中できないような会話とか普通にするので、集中力みたいなものが付きそうな気がする。
大学生から想像して、会社員の仕事でマルチタスクなので、全部を管理しないといけないし、電話中でもしゃべりかける社員とかいるわけで、そういう訓練になりそうなイメージ。
私三之橋の場合は、幼稚園生から一緒だった子がいて、小学生1年生の時に家に遊びに行ったら、お母さんが、「うちの子には4時間勉強させている」 と言っていたので当時驚きまくりだった。
想像してみてください。
その友達は、たぶん幼稚園生の頃から4時間とか勉強し、参考書に書いてある事を静かで豪華な自分の部屋で集中して記憶して、それでいつもテストは95点とか取っていた。
小学生1年生当時、私三之橋の場合は、いつも8点とか12点とかだった。
それで思ったりするのですが、小学生の頃からいつも陳述的記憶という記憶ばかりをしていて、それで成功体験を積み重ねている子が16年後くらいに、ある日仕事という手続き記憶とかの世界の会社員になり、「はい、切り替えて」 とか言われても無理じゃないかなあ~ と思うのです。
大学生となって、何かの講義に出ても、その講義で講師とかが説明しているのを大学ノートに書き綴っていたりするだけで、1つの事に集中できていたりすると思うのです。
でも、車の運転はバイクの運転と違うじゃないですか。
例えば、彼女とかガールフレンドがいて、「ねえ、今度の日曜日に新しくできたテーマパークの〇〇〇〇〇に行こうよ」 と言ったりする。
誘われる事自体は悪い気もしないと思うのですが、どこか本音としては、「えっ~~~、ほんとは昼まで寝ていて、1日中ゴロゴロしていたかったのになあ」 とか思ってしまう。
それでいざその日も朝早く起きて、洗車という労働をしてから出発し、彼女の家とかに迎えに行く。
それで終わりではなくて、サクッと地図本を見てドライブルートを組み立てて、何時頃に到着できそうかとか1日の行動プランをサッと組み立てる。
いざ出発し、目的地に向かい車を走らせていると彼女は黙っていないので、「ねえ、この前こんなことがあったの~」 とか話すので、相槌を打ちながら、「え~~っと、この先にたしか右折する交差点があると思うので気を付けよう」 とか考えながら進捗具合も管理しないといけない。
そんな感じで、複数の事を同時にやっている。
それでたぶん、その経験でマスターできたような事があり、いざ会社員となって朝からずっと社内にいて、デスクとかで仕事をしながら、隣でOL姉さんがしゃべるのを聞いて、会話もできる。
コンピュータの端末を打ちながら、でも隣でしゃべられるとそれに集中してしまい、手が止まるという人はいる。
「ねえ、三之橋さん、昨日夜にあのテレビを見た?」 とか話を振られ、「あれ面白かったですよね~」 と言いながら手は止まらない。
どこかお客さんと電話している時に、社内の人がやってきて、「ねえ、部長は?」 とか訊くので、「たぶん接客中だと思います」 と電話の会話との間に社員とも会話しないといけない。
1つの事しかできないと、仕事ができないので、「あの三之橋さんってしゃべると手が止まってしまい、部長にいつも叱られているのでしゃべらないであげてね」 みたいにハブられる結果を自ら招いてしまう。
「かわいそうな人」 みたいに見えると人が離れていくイメージ。
でも、仕事で端末でコンピュータのキーを叩き、器用に会話もかみ合っていると、「あの三之橋さんの隣に座ってもおしゃべりしても大丈夫」 という情報となり社内中に伝搬するじゃないですか。
「車を買うと、100万円とかでは絶対に済まないので買わない方がもったいなくないじゃない?」
と言う人もいると思うのですが、そもそも仕事にあぶれたりすればそっちの方が困るじゃないですか。
例えば、隣でOL先輩姉さんがいて、27歳の女性が、22歳の男性会社員1年生にしゃべる。
その時ずっと手が止まり、1時間会話だけしていれば、それは上司が、「おい三之橋、お前しゃべるといつも手が止まって大丈夫か」 とか叱ることはないと思う。
なぜか?
できない人に指導する時間がもったいないじゃないですか。
そんな事をするくらいならば、できる人と入れ替えた方が手っ取り早いと思うのです。
学生であれば、まあアルバイトとかでそんな感じであってもクビにするのはかわいそうかなと思う。
でも、社会人という立ち位置だと、「えっ、もう学生じゃないのに、それがわからないのかな? 給料が出ているのでせめてそのくらいは仕事してよ」 と思うと思うのです。
OL先輩姉さんが、「ねえ、三之橋さんって彼女いるの?」 とか、「上司の〇〇部長はどう?」 とか質問されても手が止まらなければ問題は起きないと考えられるじゃないですか。
それじゃあ、大学1年生の18歳で自動車学校に通いお金を支払い鬼教官をわざわざ指名し、免許証という紙切れを入手できた後に付加価値を自分で積み重ねるという事で中古車で普通車を買い、買っただけでは意味がないので大量のガソリンを消費したり、21歳未満の割り増し自動車保険料を支払い、車検も受け、自動車税も支払い、彼女とか県外に遊びに行った時に食事代も出したりして、後はワンデー彼氏に応募したりしてそれもお金がかかる。
そんな感じで、仮にもしも1,000万円かかったとしますね。
その場合、大学を卒業して、新社会人デビューできて、会社員1年生で仕事で問題が起きなければどうなると思います?
仕事で何か問題が起こらないと、それはただの”投資” となり給料でお金が入ってくるわけでお父さんとかお母さんとかが怒る事も失望する事もないと思うのです。
22歳で大学を卒業した男性がどこかの企業でスタートアップでうまくラインに乗っかれた~ みたいになれば、そこから40年まず問題は起きないと考えられるので、余裕で回収できると思うのです。
趣味で骨董品を1,000万円で買いました。
掛け軸だの、陶器とか、あったりすると思いますが、実家に保管していて家事にでもなればある日価値は0円になるのかもしれません。
でも、頭の中にあるものは、ことわざでもあるじゃないですか。「 車は使えば使う程ガソリンが減る、でも頭の中にあるものはいくら使っても減らない」 と言ったりするじゃないですか。
じゃあ次に、「僕は大学生になった時に周りの子がみんな車を買って乗っていて結構大金を使っているのを見てもったいないと考え、その結果1,000万円貯金できた。 でも、会社員になれず・・・」 みたいな残念な結果だったりするとどうなります?
お父さんとか、お母さんとか、付き合っている彼女とかが、「この人は算数の計算ができないの? 1,000万円貯金あっても仕事がなければすぐに溶けていくじゃない」 と思ったりしませんか?
と思うのです。
後は、ドライブでの会話が楽しめるかどうか? というのもあると思います。
例えば、私三之橋の場合は、ちびっ子時代に近所に年下の男の子がいて、少し生意気な感じでその子のお父さんがよく、「三之橋くん、今度俺はうちの〇〇〇〇とドライブに行くんだけど、一緒にこない?」 みたいに誘われました。
”お父さんと息子の2人でドライブ” という感じになるのに、わざわざ私三之橋を誘ってくれる。
親子2人だけだと、息子さんが行かないみたいで、誰か仲の良い一緒に遊ぶ子がそばにいれば息子もドライブにきてくれると考えていたみたいです。
それで、「うちの〇〇〇〇と一緒に釣りに行くので来ないか」 とか、「うちの〇〇〇〇と一緒にプロ野球の試合を観に行くので一緒に行かないか」 とか、「ドライブ以外でもよく誘われました。
そんな感じだったので思うのですが、人は子供から大人になり、いつか自分の子供ができたりする。
そして、自分の息子や娘というのを車の後部座席とかに座られて、「お父さんは子供の頃はこうだった」とか何かそういう会話をしながら世の中の道理を教えてあげるとかある感じ。
車を買う。 まあ、数百万円もする乗り物ですので決して安くもないのに人は買っている。
18歳の大学1年生でも自動車学校に通い普通自動車運転免許証を取得し、免許って取得しているだけではほとんど意味がなかったりするし、初心者マークを貼って1年間自分なりに運転してみる流れになっているので中古をローンを組んで買う。
買ったら、今度は同じ大学の子と、「俺も車買ったので運転の練習を兼ねて大学へ通学しようと思うので、俺と一緒に行かないか」 と友達を誘う。
私三之橋の場合だと、大学の通学でまず電車に乗って行っていたので、駅とかで降りた時とか乗る時にその子が同じクラスだと気づいたので電車の中で座って話すのがスタートでした。
そして、「俺も車を買ったので、一緒に大学に車で行こうぜ。 今日俺が担当の日だとしたら俺が俺の車で三之橋を乗せて大学まで行って、俺の親父の会社に送り、そこに保管してある三之橋の車に乗って家に帰る。 翌日は三之橋の当番の日となり俺の親父の会社に三之橋が自分の車で来て、俺を乗せて大学に行き、終わったらまた親父の会社まで送る。 1日おきに当番となり、自分の車を自分で運転し、助手席に座っている人がもしも運転でおかしな点に気づいたらそれを教える。 そうすれば、1人だけで運転して、変な運転していて気付かないメタ認知のようにならなくて済むし、通学で何日も繰り返すとさすがに気付かないとかもないと思う」 みたいな説明でした。
「バディシステムか?」 と私三之橋の場合は、「参ったなあ~、最初は1人でずっと大学に通おうと思ったのに」 というのが最初の感想でした。
私三之橋の場合は、友達に誘われるというパターンが多い。
それも、話し合うとかでなくて、「俺が考えたのはこういうプランで」 と言う風にもう詳細ルールも決めてあったので過去形で言われた感じ。
「どうしよう?」 と思ったのは、18歳までそういう誘いに乗るというパターンで大学生になって困ったわけで、まずはそこを変えないといけないかなあ~ と思ったので、チョイ悩んだ。
後は友達が凄い金持ちの子なのに、「2人で交代で車を出せば、ガソリン代は半分になるじゃないか、合理的」 と言っていた事だった。
ガソリン代って高いじゃないですか。 18歳の大学1年生の男の子が、彼女でもガールフレンドでも乗せて県外に走り、ガソリン車で半日ドライブしただけでも数千円とかガソリン代がかかり、それを1人で負担し続けるのはしんどい。
大学生になった入学式の日に、国産高級車の新車に乗っていた子が、「俺はさー、4年後とかにどこかの企業で正社員として働いているつもりなのでこんな風に普通車を買って公道を運転して乗っているだけで、困るのは自分でしょ? 」 みたいな話をしていて、周りの子もそうだった。
「車の運転がきちんとできない人が会社でも疎まれるんだよ、俺はそうなりたくないだけ」 みたいに言っていた感じ。
でもね、車の運転技術1つとってみても、多くはそれで成功できるというレベルまで到達しないじゃないですか。
その成功できない最大の理由って、金目の問題だと同じクラスの子が言っていた。
人は、100万円とかで自動車学校で使ったサイズのサイズ感を変えないで普通車のMT車の中古車をローンを組んで買う。 毎年4月の自動車税とか、1年間の定期契約となる自動車保険とか21歳未満で割り増し料金で1年で〇〇万円という、10万円とかを超える金額だったりする。
そういう他に、月極駐車場代とか車に乗っても乗らなくても毎月固定費として経費がかかる。
その為、「車はね、乗らなくてもそれなりに大金がかかる」 という構造になっている。
そのような構造になっているものの落とし穴としては、「今月はもうバイトの給料も残っていないしなあ」 みたいな金欠状態になると、そこに彼女とかから、「ねえ、今度の日曜日に新しくできたテーマパークの〇〇〇〇〇に行こうよ」 とか言われると、まずお金を軸足に考えると、「行かない方が良い」 と思ってしまう。
金目の話を考えると、「彼女とのドライブはこういう予算で、月に1回で良いんじゃないか」 みたいになる。
後は、「出かけなければ、金がかからないのでお小遣い的には自分の欲しいものが買える」 みたいなものがある。
そういう性質があるので、いざ車を中古車で買ってみたけれど、いざ走ろうと考えた時に、「いやいや、走らなければお金が浮くんじゃないか」 みたいにケチな人はついそう考えてしまい、運転技術とかが上達しない。
後は金目の問題を考えすぎる人というのは、コインパーキングに駐車すれば済むのに、わざわざどこかの月極駐車場に無断駐車したりして、迷惑がられるという癖がつく。
例えば、大学1年生の男性が中古車を買い、近所のスーパーまで買い物に乗って行く。とりあえず運転できているように見えるので、わざわざ彼女とかを乗せて県外の土地勘のない道路を走ってまで、大量のガソリンを使ってまで走る必要はないように見える。
そういう風に見えてしまうと、「まさか大学を卒業して新社会人デビューした会社で1年生の新入社員に上司が車を運転させるとは思わなかった」 みたいな結果になる。
私三之橋の場合は、大学を卒業し新社会人デビューした会社で、会社員1年生となり上司は四六時中接客の応対をしていて、応接室に入り浸り、社長室に入り浸りで、対外的な取引先とか銀行員の相手をしていた。
ずっと1人ぼっちという感じだったのですが、1週間後とかの朝に「今日は午後から俺と一緒に銀行廻りに行くから」 と言われたので、お昼休みは早く切り上げて社に戻った感じでした。
13時とかになり、上司が来て、「じゃあ、行ける?」 と訊かれ、「はい」 と言って2人で階段を下りて行き、そばにある第1駐車場というデカい敷地の駐車場を通り越し、離れた第2駐車場という少し狭い駐車場の奥に前進で高級車が駐車してあり、上司が運転席に行ったので助手席に乗り込んだ。
車が斜めに壁いっぱいにフロントバンパーが3㎝くらい接近して駐車してあり、乗り込むとリバースで器用にバックして出ていく。
車って普通日本ではバック駐車が原則となっている。 前進で発進しないと後方視界が悪いと事故になるし。
最初に1番駐車場の中で駐車しにくい場所に斜めに片方のフロントバンパーが当たりそうなくらいで駐車してあり、出る時はバックでしか出られないのを見て、「こんな高級車に乗っている人だと傷が付くのは嫌がるはずなので相当運転も上手いんだろうなあ」 と感じた。
都市部のオフィス街だと社員が増え続けるので土地を買っても駐車場はギッシリ駐車してあるとかある。 よく「私はバック駐車が苦手で」 とか言う人がいらっしゃいますが、たぶんそれだと社有車を出し入れできないので困ると思う。
ビルとビルの間の車1台しか通れない狭い道、横に自転車とか走っているのでギリギリでサッと避けている感じで、運転は上手い、というかかなり上手い。
「どう? もう会社に慣れた?」 と運転しながら上司が話すので、運転する立場の視点で見て会話をする。 「この前は〇〇さんとこういう事がありました」 とエピソードを話す。
まず、普段車を運転していないと、上司の運転する車の助手席で上司との会話がかみ合わないとか起こるのではないかなあ~ と思う。
男性は経験あると思うのですが、運転しない彼女とかガールフレンドでも乗せて走ると、運転している人の気が散る会話とか、タイミングとかで会話する人はいたりする。
でも、会社員の場合だとさすがに1年生でもそんな感じだと空気読めないなで終わってしまうと思う。
車内での会話は夫婦でも、「車内で喧嘩みたいになると家に帰るまで異常に重たい空気感となるので会話は選ぶ」 とか言うじゃないですか。
空気が重たくなる、息苦しさを感じるかのような独得の空気感を感じると、人はたぶん余程の理由でもない限りはその人の車には乗らないと思う。
メチャ忙しい上司が、「あの三之橋が入社して俺はまだほとんど仕事の話もしていないので今日は一緒に同行させるか」みたいな感じで、銀行廻りに行き道とか教えると言う。
テンポよく走る人なので、たぶん「俺と同じテンポでやらないと仕事は終わらないぞ」 と走る見本を見せてくれているわけで、リズムも覚えないといけない。
とある銀行に行き、カウンターとか見て混み合っていると、番号札も取らずに「後で引き取りに来ますので」 とカウンターに通帳ごと置いて、「行くよ」 と私三之橋に微笑む。
車に戻ると上司が、「あそこの銀行は仕事が遅いので普通に待つと影響でるので」 と軽く言う。
車を運転する時に、「安全第一」 という考え方で横断歩道に誰か1人でもいると停まるという人もいらっしゃいますが、都市部だと人口多すぎなので必ず誰かがいるのにサッと横切らないとたぶん仕事が終わらない。
例えば、近所のデカいショッピングセンターの立体自走式のお客様駐車場に行くと、暇そうな会社員が車の中でエンジンをかけてじっとしていて、見るからにやる事ない人に見えてしまうので、大学生の頃は、「会社員って暇そうだな」 と思っていたのですが、私三之橋が会社員になった時に感じたのは、テンポ感が想像より早いという感じでした。
「タイムアウトエラー」とかって言うじゃないですか。
仕事をやるにあたり、じっくり研究職みたいに時間をかけることができればたぶん誰も困らないと思うのですが、「えっ、1日の仕事量がこんなにあるのですか」 みたいなものに驚く感じ。
学生時代は、普通の人が1時間で覚えられるものを3時間もかけて覚えるとかしても、テストで結果さえ良ければだれも文句は言わない。
でも、会社員というか、社会人だと、「普通の人が1時間でやれるわけで、お前も1時間でやれよ」 と言われる感じ。
後は部下とかいれば、その部下の失敗のフォローに回るので、「30分でやれよ」 みたいに持ち時間は1時間を切る事になる感じで、仕事をやる早さみたいな時間を常に意識しないといけない。
車の運転でも安全を優先させすぎると得意先などお客様のところに行った時に、「渋滞していたのでちょっと遅れました」 と言う事になり、「社会人は時間を守るのが普通でしょ?」 と言われるというか、思われ、何かとルーズな人が損しかしない。
普段運転していないと、「時間がないので巻いて」 と言われ、アクセルを踏んだら事故でもやらかしてしまい、自分で自分の傷口を広げることになる。
車内での会話とかだと、「俺は昔小学生の頃にこういう事があった」 とか助手席の友達が話すとか、県外まで遊びに行った時に助手席の彼女が、「こんなことがあったの」 と話したりする。
たぶん、電車と違い、2人がベンチシートみたいに横並びになって、海岸沿いの海を見ながらとか、そういうロケーションで、話せるという事もある感じ。
18歳の大学1年生で免許を取り、そこで車を買い友達とのドライブでの会話とか、彼女との会話とか、そういう経験が次のステップの大学を卒業して新社会人デビューした会社で、OL姉さんと横並びでコンピュータ端末でデータ入力しながら会話が弾むとかにつながるのかなあ~ と思うので、逆に車を買わないで乗らないで、そこはどういう風にクリアできたのか? というのは私三之橋も聞いてみたい感じ。
子供が生まれたりして、「じゃあ、子供も生まれたし家でも買うか」 と人が新築一戸建ての建売の家とかをローンを組んで買ったりする。
シンプルな理由として、子供ってそばに同じような年ごろの子がいた方が、人間関係の構築とかの経験を積む事ができるので、「〇〇ニュータウン」 みたいな大型な一戸建ての立ち並ぶ街の家を買うとか、デカい分譲マンションを買うと、「子供が生まれたので」 みたいに自分と同じ境遇の隣人と出会えるとかある。
それで家とかって、子供が生まれるので、とか、子供が幼稚園生になったので、 とかそういうタイミングで買う人が多いと思う。
それと一緒で、子供が生まれたので車を軽自動車からミニバンに買い替えたりするじゃないですか。
子供が生まれた時に、お父さんが運転して、お母さんと子供を乗せてどこかにドライブしたり、遊園地に遊びに行くとかして、運転中でも「あんな変な運転しやがって」 とお父さんが言って、子供にあんなのは危ないぞと教えていたりする。
お父さんが頑張って車を買うという事で、その人の子供は、駐車場で車がバックしているところに後ろに廻り込むと危ないとか教えてもらったり、ドアの開け閉めでも隣の車に傷をつけないようにと教えてもらったり、車内での会話はこんな感じとか、何か経験も積んでいくと思うのです。
想像してみてください。
お父さんが金目の問題でマイカーを持つ事が1度もなかったとします。
雨の降る日とか、小学校とかにみんなの親が送り迎えしている時に、その子は1度もそんな経験がない。
小学生で周りの子が、「ゴールデンウィークはお父さんが運転して〇〇〇〇〇のテーマパークに行った」 とかドライブとか旅行の話をしたりする時に、その子だけ1度もそういう話ができない。
ある日18歳になった時に自動車学校に通い免許証を取得して、そこからメンテナンスとかも覚えないとかいけないし、運転も1人で上達していかないといけないのに、お父さんがやっていないと教える事すらできないわけで、その子供は何か欠落した人生になったりしないだろうか。
私三之橋の場合は、幼稚園生時代に近所にデカい団地がありそこに友達の家があるので遊びに行く。
その子は3人兄弟で全員喘息だったりしたので、よく幼稚園も休んだりしたので、「今日は〇〇君が休んでいたので」 とちびっ子3人とかで遊びに行く。
そうすると夕方お父さんが帰ってきて、今帰って来て疲れていると思うのですが、冬場とかに「もう暗いから俺が送っていくよ」 と車でちびっ子を家まで送ってくれる事がある。
そして18歳の大学1年生になった時に高校生時代に免許取ったりして、実家を出る前にお父さんがわが子に運転の指導をしてくれたとか結構そんな話をしてくれた人が多くて、羨ましいなあ~ と思った。
私三之橋の場合は、祖父も父も運転しないので、たぶんその辺は欠落している。
18歳の大学1年生になった時に何に驚いたのか? みたいな部分では入学式の日にはもう国産高級セダンの新車に乗っている子を見てしまった事で、気になり、ヒアリング調査してみたらもう周りの子はほとんど免許も持っていたし、車まで持って乗っていた。
男性の場合、車の運転ができない人だと、俯瞰視でものを見るとかもできない人がいるとか、後は彼女とかが運転もへたくそな男性と付き合うと楽しい人生から遠ざかるとかそんな事を言っていた。
まさに伏線を張るという感じで、大学生4年間をどう過ごすのかによって、新社会人デビューした会社とかでの人生が決まるという感じでやっていて、私は知らなかったので驚いてしまった。
もしも私の父が運転したのであれば、そこが違ったのかもしれないと思った。
運転しない人もたくさんいて、それらの中には会社経営者とか役員もいたりするので、俯瞰視ができないわけでもないと思うのですが、逆に運転する人の俯瞰視との違いはわからないと思うし、欠落していると思う部分には大金を投じても損はしないと思ったりした感じ。
みなさん、”伏線を張る” って聞いた事がありますか?
物事が上手くいくようにあらかじめその準備をしておく事です。
==============================
3億円事件の犯人の鮮やかな手口を振り返っておきたい。昭和43年12月10日、降りしきる雨の中、日本信託銀行国分寺支店から東芝府中工場に向け、現金輸送車が出発したのは午前9時15分のことだった。その様子を、カローラに乗った犯人は、輸送車の前方を走る形で観察。下見通りに、いつものコースを走ることを確認すると、あらかじめ、偽装白バイを停めていた府中刑務所近くの空き地に急いだ。そこで白バイに乗り換え、輸送車を追跡。そして高い塀が続く刑務所脇の路上で、輸送車を停車させた。
「今、巣鴨署より緊急連絡が入りました。そちらの巣鴨支店長の自宅が爆破された。この車にも爆弾がしかけられているという情報があるので調べさせてもらう」
犯人はそう言って、運転手や行員ら4人を降車させ、車の下に潜り込んだ。そして発煙筒をたくや、
「あったぞ。ダイナマイトだ! 下がれ」
と叫んで、4人を退避させ、そのまま車ごと3億円を強奪したのである。午前9時21分のことだった。
シナリオ通りに事を運ぶため、犯人は伏線を張っていた。爆破話を行員らが信じ込むよう、事件直前の12月6日、同銀行支店に、〈300万円払え。従わなければ、支店長宅をダイナマイトで爆破する〉という脅迫状を送っていたのだ。(3億円事件のシナリオ)
==============================
小説などを書く人はシナリオにこだわる。
ストーリーが面白くないと頭の中に入っていかない。
3億円事件の場合では、普通に発煙筒を炊いても爆弾と信じないと考えた犯人は、あらかじめ支店長の家を爆破すると予約をしていて、その関係者でないと知らない事を知っていた為に簡単な詐欺にひっかかっている。
それと同じですよ。
私三之橋の場合は、それまで一緒だったスーパー特待生の子と逸れてしまった。
参ったなあ~、1人ぼっちで今日は大学の入学式に来ているじゃん。
そんな感じで、何かポツンと感があり、そこから4年何をどうやれば良いのかがわからなかった。
友達も作らないといけないので、気になった子に声掛けしてみたら、「俺はもう4年後にどこかの企業で働いているつもりなので、その為に伏線を張っているんだ」 みたいな内容を話していたので驚いてしまった。
根がグ~たらな自分に欠落しているのはこの伏線を張る部分かなあ~ と思った。
それで4年後とかの4年生の時に就職活動していた時に面接とかがあり、役員面接で、「車の運転はどうですか?」 と某役員に訊かれた。
そこで、私三之橋のシナリオがさく裂する感じ。
私三之橋は、大学の入学式の日に国産高級車の新車に乗っていた子に出会う。 それはひょっとしたらお父さんの車かもしれないし、自分の車かもしれないので訊いてみた。
その子が驚く事に伏線を張っている話をしたのです。
それまで一緒に過ごしたスーパー特待生の子が言うのであれば普通かなあ~ と思ったのですが、ごく普通の一般の入学試験を受けてすぐに自動車学校に通い、免許証を取得し、なんと新車をポンと買っていた。
その子は軽く見積もっても15歳で伏線を張るという計画がスタートしていて、スジヨミ通りに正確にトレースしているように見えた。
何かのご縁があり、偶然声掛けして教えてくれたので、翌日からヒアリング調査をしました。
私三之橋のおじは、ちびっ子時代に東京海上の独身寮の寮長をしていました。 それまで働いた朝日新聞社で職務経験として、人生は取材だとよく東京海上の寮に住んでいる人に語っていたので真似てしまった。
そこで生まれて初めて実家を出て県外に行って大学生で1人暮らしになる人たちがもう免許証を取得していて車も自動車学校で使ったサイズ感を変えないとか、MT車で訓練するとか、上達の心得を語ってくれました。
信ぴょう性の担保はあると判断した結果、私三之橋も自動車学校に通い鬼教官を指名した事で毎日怒鳴られまくりの日々でした。
ざっくり言えば、そう陸軍の中の学校みたいな感じでしょうか。
人は車の免許を取ると、”もう俺は運転できる人なんだ” と思い、それで成長が止まる人が少なくない。
でも、鬼教官にしごかれますと免許を取った時に、”やっと自分がスタートラインに立てたんだ” と考えそこから伸びて行くことができる。
人は自動車学校を出た時にはみんな横並びで、後は初心者マークを張って1人で公道を運転して、自分でそこに存在する法則性をみつけて学習していかないといけないので難しい。
最初は、おっかなびっくりという感じで、自宅前にあるデカい屋根付き月極駐車場から朝暗い時間にライトを点けて走り出す。
運転をしながらロールモデルになりそうな、どこかの企業で働いているおじさんの車の後ろを探偵になった気持ちで追走する。
やはり手本はダメな人を見ても意味がないので、自分の直観で選定しました。
そこで運転をしながら、曲がる時とか走るラインを比較していった。
運転しながら同時に比較して学習することを学びました。
車の運転は手続き記憶で、仕事も同じ手続き記憶ですので、やり方は似ている。
周りの子は伏線を張るという感じでアルバイトも講義とかあるので年間5千km走ると言っていたので、失敗で終わる人が多い世界ですので10倍の年間5万km走り、4年で20万km走っておきました。
1年で1万km走るような人が多いと聞きましたので、私の上司像を想像して40歳くらいだと20万kmは走っていると考え、横並びでスタートできるようにしておきました。
車の運転は苦手だなあ~ というところからスタートし、4年で克服できました。 調子に乗ってしまい、某警察署の所長には逮捕しても良いんだぞと叱られましたが、そこまでハードルを越える人はいないと思いますので、きっと貴社でその経験がお役に立てる気がしています・・・
そんな感じでしゃべったらバカ受けして役員面接も合格しました。
まず、”伏線を張る” というちょっと難しい言葉ってあまり学歴ない人だと知らないと思いますので、役員が某有名国立大卒と読み、使いました。
後は大人になると人に何か聞くのは恥ずかしいとかになるので、入学式の日にはもう質問してみたと使っています。
ちびっ子時代におじが昔朝日新聞社に勤めていて、いつも人生は取材だと言っていた。 伝聞でなく自分でヒアリング調査して自分でどう判断するのかと教わったので、それを実行したと使っている。
企業の社長とかのアンケートで、「どんな人と一緒に働くのは嫌ですか」 と訊かれた時に、「強いていえば、うそをつく人とは無理かなあ~と思う」 と答えていたりするじゃないですか。
嘘八百というくらいなので、1つうそがあれば、他にもあるはずなので付き合うのをやめた方が確実と考える。
シナリオは映画だと面白ければ済むのですが、現実の面接とかで軽い気持ちでも嘘は含めないというのは徹底した方が良いので、おじが朝日新聞社で働いていたとかも事実です。
人は1歳~4歳くらいまでに脳が異常に発達するとかあるといわれています。
ちびっ子時代に親であったり、環境が悪いところで育つとそれを大人になって修正するのはかなり難しいともいわれています。
よく、「あの人は育ちが良くないね」 とか言ったりするじゃないですか。
それでちびっ子時代は元朝日新聞社に勤めていたおじが寮長をしていた東京海上の寮とかでよく過ごしていたというえぴーソードを含めるので使っている。
後は会社員の仕事とかって才能は必要なくて、たぶん自覚できるかどうかだと思うので、大学生になって何を自覚してどういう伏線を張って過ごしたのかと使っている。
小学生3年生の子供が考えてみても、会社の面接って役員が合格と1人言えば、内定となり、その場合は出世コースのラインに乗るじゃないですか。
チマチマやると一生名前とか顔とか覚えてもらえないで終わる。
例えば、ちびっ子時代にいつも〇時間とか家で勉強してお母さんが褒めてくれたりして、その人の成功体験になると、大人になり、会社員は記憶力良くてもあまり仕事の結果につながらないので、切り替えるというのは自分の人生の多くの部分での成功体験ですので捨てられないと思うのです。
でも、私三之橋の場合は、大学生になり入学式の日に出会った子がどういう伏線を張っているのか? などを聞いて、そこから真似たといえば真似たのですが、「それだとうまくいかないよね?」 という構造を分析して独自にやっていた。
その結果、新社会人デビューした会社で会社員1年生になれたという事で成功体験となるじゃないですか。
人間の法則でいえば、最初のスタートが上手くいけばいくほど、自分はその世界では向いているんじゃないかなあ~ と言う気持ちになれるので、会社に出社しないといけないと考えた時にストレスはたぶんない。
自分が得意なフィールドと感じられるスタートに調整してあるだけなのです。
もしもそれまでの人生で参考書を暗記してテストで良い点を取って国立大とかに行くと、企業に入社した時にそのやり方だけでは上手くいかないと悟った時に修正するのが難しいと思うのです。
「うわっ、自分は会社員に向いていないなあ」 と思ったりしそうじゃないですか。
でも、大学生4年間は次のステップに進む為の時間と考えた人は、たぶんその辺の切り替えが上手くできたりして、会社員1年生は楽しかったりすると思うのです。
会社員は22歳から40年続くという風に考えると、精神的にメチャ楽じゃないですか。
たぶんそんな感じだと思います。
大学生にのり、その時18歳という年齢だったりしてみんなが一斉に自動車学校に通い、普通自動車運転免許証を取得して車を買って乗ったりするわけで、お金だけ出して、「俺は小学生の頃にあの音楽家が乗っていたポルシェが欲しかったので買った」 みたいな趣味的なものだと、お金を使っても特に何かフィードバックもできないと思う。
ちなみに私三之橋の小学生時代にトランペットを吹いていた時に音楽家みたいな人がいつも白いポルシェに乗って来ていました。
自分が欲しい車を無理して買った。 みたいなものは浪費かなあ~ と思うのですが、目的に向かう為に使うとそれは投資に変わるという、少し難しいお話かなあ~ と思います。