自動車のブレーキは、”固着” する事があります。ブレーキが掛かったまま引きずると燃費も悪いだけでなく、ブレーキディスクパッドが異常に減っていきますので、早めの修理が必要です。
車を運転していると、信号機で赤になり停止した後、青になって走り出す時に、かすかにキーっというディスクにパッドが当たっているような音がした。
「どうもブレーキが固着してみたいなので、見てほしい」と電話する。車の修理業者は、基本は予約してから行かないとダメな事が多い。
予約した日に修理屋さんに車を持ち込む。
「それでは少し走ってみますね」と言われ、周辺をドライブして帰って来てから、リフトに上げて車輪が空回りするか? をチェックする。
自分の家というか、月極駐車場などでも、ジャッキアップして、車輪が空回りする時にスムーズに回転すれば問題ない。
固着していると手で車輪を回す際に重たい・回らないという症状がある。
格安車検など、車検を依頼している修理屋さんに持ち込むというのは、意味があります。
簡単な調整で済む場合もありますし、ピストン交換などの見積もりがもらえます。まったく知らない業者で見積もりを取る前に、先に見積もり依頼しておくと良い。
「1度固着で修理していますので、ブレーキキャリパーの新品と交換必要です」との事。
キャリパーで左右1組で、10万円近い出費となります。
自動車のブレーキは、ディスクブレーキなどが採用され、ブレーキフルードは吸水性も高いので、キャリパーの中に入っているピストンがサビるのです。
サビると、そのピストンがブレーキペダルを踏んだ時に押し込まれ、離した時に完全に元に戻らず、ディスクパッドがディスクに当たり、引きずる症状が出ます。
そのまま放置しますと、パッドも凄い勢いで減っていくので、パッドも交換しないといけなくなり、部品代と工賃も加算されます。
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「はい、こちら○○です」と言われるので、「車のリアのブレーキが固着してしまい、パーツ価格の問い合わせをしたい」と言います。
「車のナンバーか? お名前をどうぞ?」と言われるので、答えると、「正規ユーザーだと確認ができました」と言われます。
「車のリアブレーキが固着してしまいました。車検を受けた修理業者に持ち込み、ピストンの固着症状確認済みです。1度固着修理しているのでキャリパー交換必要と言われたので、交換での見積もりをお願いします」とパーツ交換した場合の見積もりを依頼。
ディーラーでパーツ交換する時には、とりあえず、「リビルト品はないの?」と訊いてみる事が重要です。
ディーラーで探してもらいましたが、無いそうです。
ディーラーに電話した時は、
①新品のパーツ交換をディーラーで行う場合。
②リビルト品はないのか?
③パーツの価格の問い合わせ(シールキットとか呼ばれますが、オーバーホール用のキットがある)
3つのパターンを1度に訊く感じです。
新品でキャリパー交換すると高いので、「ブレーキキャリパー交換の見積もりが出た固着症状ですが、修理する場合はいくら?」という質問で、まちの修理業者に電話で見積もり依頼します。
当たり前の話ですが、
修理業者は、新品に交換する方が手っ取り早いので、「うちでは修理していません」とお断りされるケースがあります。
早い話、自分でDIYもできる感じなのですが、時間も要するのでそれを代行できそうな慣れた業者を探すのです。
「現車を見たわけではないので、ブレーキのピストンなどのサビが綺麗に落とせずにシールキットだけで直らない可能性があります」と言われました。
ピストンはキラキラ光るメタルでサビが出ているから固着するのですが、稀にサビを落とせないレベルであることがあります。
その場合、ピストンを新品で交換するとか、最初の見積もりより高くなる可能性があると説明されます。
私の場合は、1度も現車を持ち込まずに、電話を掛けてシールキットの価格とか、パーツを依頼して何日で入荷するとか調べていたので、
「シールキット+工賃でやってみます」と言われた業者にそのまま電話で日曜日朝で予約しました。
いざ、ブレーキを解体してみて、「ピストン交換必須」となれば、さらに見積もり価格も上がるという感じでした。
修理日は、パーツの入手を依頼して、1日後・2日後とかに入荷するので、それ以降修理工場の空きのある日となります。
予約した日の朝8時とかに車に乗って行き、「○○のブレーキ固着修理依頼した○○です」と事務所に行きます。
「夕方までにできると思いますので、出来上がったら電話します」と言われるので、「家に帰るので代車とかありませんか?何でも良いです」と言って、車をお借りします。
修理工場
こんな感じで、作業している車がたくさん置いてあります。
交通の便が不便な場所であれば、事前に「代車は何でも良いので用意できませんか?」と訪ねる事が多いのですが、
バスとかで帰れそうな場合とか、固着修理などで安い修理の場合は、当日直接言ってみます。
なぜか? 日帰り修理の場合、従業員の車をそのまま貸してくれる事があるからです。
実際に借りた代車
普段乗らない軽自動車なので、楽しめました。
休日自宅でテレビでも見ていると、16時前に「出来上がりました」と携帯に電話が掛かってきましたので、「それじゃあ、今から引き取りに行きます」と答え自宅を出発。
実際に交換したパーツ
「これが交換した後のパーツです」と取り外したものを見せてくれましたので、スマホで写真に撮影しました。
「ピストンはどんな具合でした?」と訊いてみると、「これがその写真です」とiPadを見せてくれ、取り外した時の写真とかを見せてくれました。
サビたピストンが原因なので、目視確認しておく事は重要です。
「サビもひどくなかったのでそのまま綺麗にして、OHキットを使用し組み立て、2人でこのクルマに乗って試運転してみましたが問題ありませんでした」と言われました。
「こちらの車は、サイドブレーキを引くと、リアのブレーキが掛かるのですが、このタイプはめり込む感じなので、それで固着するとパッドを引きずるので、持病ともいえます。ブレーキ周りもチェックしておりますが、サイドブレーキのワイヤーもそのうち交換しないといけないような気がします」との事。
「あと何年も乗らない気がしますので、とりあえずパーキングロックして、サイドブレーキを引かないようにして様子みますから、大丈夫です」と答えました。
ディスクパッドは、固着したままだと減る傾向にあるのですが、それも問題ないという結果を聞き、クレジットカードで支払いをしました。
クレカ精算できない修理工場もありますが、クレカ精算できるというのはそれも信用度みたいなものだったりしますので、修理はクレジットカード精算した方が良いと思います。
請求明細書
実際の請求明細書です。
参考価格に、ピストン1個¥6,642
サイドブレーキワイヤー2本¥7,020
などと書かれてあります。
最初に電話して見積もりを訊いた時は、「パーツの価格にもよりますが、だいたい2万円くらいでできます」という話でした。
■ブレーキを引きずる
車を運転していると、信号機で赤になり停止した後、青になって走り出す時に、かすかにキーっというディスクにパッドが当たっているような音がした。
■車屋に電話
「どうもブレーキが固着してみたいなので、見てほしい」と電話する。車の修理業者は、基本は予約してから行かないとダメな事が多い。
■リフトに上げてチェック
予約した日に修理屋さんに車を持ち込む。
「それでは少し走ってみますね」と言われ、周辺をドライブして帰って来てから、リフトに上げて車輪が空回りするか? をチェックする。
■自分でもチェック可能
自分の家というか、月極駐車場などでも、ジャッキアップして、車輪が空回りする時にスムーズに回転すれば問題ない。
固着していると手で車輪を回す際に重たい・回らないという症状がある。
■修理屋さんで見積もり依頼
格安車検など、車検を依頼している修理屋さんに持ち込むというのは、意味があります。
簡単な調整で済む場合もありますし、ピストン交換などの見積もりがもらえます。まったく知らない業者で見積もりを取る前に、先に見積もり依頼しておくと良い。
■キャリパー交換必要で10万円
「1度固着で修理していますので、ブレーキキャリパーの新品と交換必要です」との事。
キャリパーで左右1組で、10万円近い出費となります。
■固着って何?
自動車のブレーキは、ディスクブレーキなどが採用され、ブレーキフルードは吸水性も高いので、キャリパーの中に入っているピストンがサビるのです。
サビると、そのピストンがブレーキペダルを踏んだ時に押し込まれ、離した時に完全に元に戻らず、ディスクパッドがディスクに当たり、引きずる症状が出ます。
■早めの修理が安くつく
そのまま放置しますと、パッドも凄い勢いで減っていくので、パッドも交換しないといけなくなり、部品代と工賃も加算されます。
,
■ディーラーに電話
「はい、こちら○○です」と言われるので、「車のリアのブレーキが固着してしまい、パーツ価格の問い合わせをしたい」と言います。
「車のナンバーか? お名前をどうぞ?」と言われるので、答えると、「正規ユーザーだと確認ができました」と言われます。
■見積もり依頼
「車のリアブレーキが固着してしまいました。車検を受けた修理業者に持ち込み、ピストンの固着症状確認済みです。1度固着修理しているのでキャリパー交換必要と言われたので、交換での見積もりをお願いします」とパーツ交換した場合の見積もりを依頼。
■リビルト品問い合わせ
ディーラーでパーツ交換する時には、とりあえず、「リビルト品はないの?」と訊いてみる事が重要です。
ディーラーで探してもらいましたが、無いそうです。
■パーツの価格の問い合わせ
ディーラーに電話した時は、
①新品のパーツ交換をディーラーで行う場合。
②リビルト品はないのか?
③パーツの価格の問い合わせ(シールキットとか呼ばれますが、オーバーホール用のキットがある)
3つのパターンを1度に訊く感じです。
■街の修理業者に電話見積もり依頼
新品でキャリパー交換すると高いので、「ブレーキキャリパー交換の見積もりが出た固着症状ですが、修理する場合はいくら?」という質問で、まちの修理業者に電話で見積もり依頼します。
当たり前の話ですが、
修理業者は、新品に交換する方が手っ取り早いので、「うちでは修理していません」とお断りされるケースがあります。
早い話、自分でDIYもできる感じなのですが、時間も要するのでそれを代行できそうな慣れた業者を探すのです。
■修理できないかもしれないと言われる
「現車を見たわけではないので、ブレーキのピストンなどのサビが綺麗に落とせずにシールキットだけで直らない可能性があります」と言われました。
ピストンはキラキラ光るメタルでサビが出ているから固着するのですが、稀にサビを落とせないレベルであることがあります。
その場合、ピストンを新品で交換するとか、最初の見積もりより高くなる可能性があると説明されます。
■修理日を予約する
私の場合は、1度も現車を持ち込まずに、電話を掛けてシールキットの価格とか、パーツを依頼して何日で入荷するとか調べていたので、
「シールキット+工賃でやってみます」と言われた業者にそのまま電話で日曜日朝で予約しました。
いざ、ブレーキを解体してみて、「ピストン交換必須」となれば、さらに見積もり価格も上がるという感じでした。
■当日持ち込む
修理日は、パーツの入手を依頼して、1日後・2日後とかに入荷するので、それ以降修理工場の空きのある日となります。
予約した日の朝8時とかに車に乗って行き、「○○のブレーキ固着修理依頼した○○です」と事務所に行きます。
「夕方までにできると思いますので、出来上がったら電話します」と言われるので、「家に帰るので代車とかありませんか?何でも良いです」と言って、車をお借りします。
修理工場
こんな感じで、作業している車がたくさん置いてあります。
■代車の申込
交通の便が不便な場所であれば、事前に「代車は何でも良いので用意できませんか?」と訪ねる事が多いのですが、
バスとかで帰れそうな場合とか、固着修理などで安い修理の場合は、当日直接言ってみます。
なぜか? 日帰り修理の場合、従業員の車をそのまま貸してくれる事があるからです。
実際に借りた代車
普段乗らない軽自動車なので、楽しめました。
■出来上がりの電話
休日自宅でテレビでも見ていると、16時前に「出来上がりました」と携帯に電話が掛かってきましたので、「それじゃあ、今から引き取りに行きます」と答え自宅を出発。
■代車に乗って引き取りに行く
実際に交換したパーツ
「これが交換した後のパーツです」と取り外したものを見せてくれましたので、スマホで写真に撮影しました。
「ピストンはどんな具合でした?」と訊いてみると、「これがその写真です」とiPadを見せてくれ、取り外した時の写真とかを見せてくれました。
サビたピストンが原因なので、目視確認しておく事は重要です。
「サビもひどくなかったのでそのまま綺麗にして、OHキットを使用し組み立て、2人でこのクルマに乗って試運転してみましたが問題ありませんでした」と言われました。
■アドバイス
「こちらの車は、サイドブレーキを引くと、リアのブレーキが掛かるのですが、このタイプはめり込む感じなので、それで固着するとパッドを引きずるので、持病ともいえます。ブレーキ周りもチェックしておりますが、サイドブレーキのワイヤーもそのうち交換しないといけないような気がします」との事。
「あと何年も乗らない気がしますので、とりあえずパーキングロックして、サイドブレーキを引かないようにして様子みますから、大丈夫です」と答えました。
■クレジットカードで精算
ディスクパッドは、固着したままだと減る傾向にあるのですが、それも問題ないという結果を聞き、クレジットカードで支払いをしました。
クレカ精算できない修理工場もありますが、クレカ精算できるというのはそれも信用度みたいなものだったりしますので、修理はクレジットカード精算した方が良いと思います。
■いくらくらい安く修理できたの?
請求明細書
実際の請求明細書です。
参考価格に、ピストン1個¥6,642
サイドブレーキワイヤー2本¥7,020
などと書かれてあります。
最初に電話して見積もりを訊いた時は、「パーツの価格にもよりますが、だいたい2万円くらいでできます」という話でした。
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