曼珠沙華
2015-10-02 | 武道

稽古帰り曼珠沙華を見つけた。彼岸花といわれるこの花、土葬であった昔、その毒でモグラやネズミから墓を守るため墓に植えられていたり彼岸の頃盛りであった事もあり、一般的に妖しいイメージがあるが、飢饉の時代、その毒を水で抜くと、でんぷん質なので、飢餓を凌ぐため田の畔に植えられ民を救う花であったとも言うから、妖しい花と敬遠され、毒花と恐れらるものではない。
更に処変われば、インドであったか?、天から赤い花が降って来る”とおめでたい事の兆し”といわれたとも聞く。良い?悪い?何でも決めつけてはいけないのである。今は出来ないが、いつかは出来る! 今日の稽古の反省をしながら、毒が飢饉を救う、短所が長所に代わる、、等とあらぬことを想像?いや、希望をもちつつ 帰途に着いた。
燃ゆるごと かなたに赤きひとむらの 曼珠沙華咲く 秋の夕暮
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます