11月28日(日)広島県福山市に於いて第28回福山市長杯居合道選手権大会が開催された。
この大会は県対抗の団体戦が行われる貴重な大会である。もちろん個人戦も行われ、団体戦、個人戦二部門にエントリー可能というものであるから、自分達七段にはひたすら審判の役を遂行し続ける事が課せられるハードな大会でもある。その変わり剣友、同門の皆は貴重な経験が出来る。
先ず開会式の後,杖道の演武
次に少年の演武
七段演武
そして各県対抗の団体戦(初段~五段まで5人1組でチームを組み戦う。)
続いて個人戦(段外から六段まで)
審判の過酷である理由の一つに指定技が団体戦、個人戦、段別と同じではない事が挙げられる。
選手より審判の方が記憶の糸をフル回転!二段の指定技はああだが、三段の個人はこうで、団体戦はこうだった等と頭の体操!
何事もなく無事使命を終え、八段の模範演武を拝見し表彰式の後閉会!間違えなくて良った!
結果は
山口県Aチームが優勝、少年の部は小学六年生、四年生、幼稚園児が敢闘賞、個人戦では段外の部、二段の部優勝、4段の部準優勝
四段、五段がベスト8、七段の優秀演武賞2名!本大会の当鎮心会のベスト8までの活躍者は団体戦の中堅を合わせて8名!
これをもって本年の大会が全て終了!
「花の咲かない冬の日は下へ下へと根を伸ばせ」
どこかで聞いた言葉、根を伸ばすシーズンの当来である。