居合道瓦版(鎮心会)

才賀コミュニティセンター

逆順入仙

2019-02-12 | 武道
2月11日(月)山口市に於いて五段以下の昇段審査が行われた。
当鎮心会からも二名が挑戦し日々の稽古の成果を出すことが出来、合格を果たした。
その審査応援の中、最高齢で四段を受審された荒⭕先生は二年前杖道を始めた時の仲間で、諸事情で断念され、居合のみに打ち込まれ
本日を迎えられたのだが、その演武を拝見した時、先日師匠より聞いた 「逆順入仙」 の言葉を思い浮かべた。
これは幸田露伴の 心は気を率い、気は血を率い、血は身を率いるもので、老化に逆らい、つまり順に逆らう事こそ人間は尊く,順に逆らうと仙という普通の人間以上のレベルになるのだと語った言葉、つまり人は必ず年をとる、是は自然の摂理である。しかしその摂理に逆らい生きる
「逆順入仙」こそ素晴らしいのだという将にその手本を見た気がしたのである。
78歳の演武は、年だからと甘い稽古をしてきた自分を猛省させた。
やる気スイッチを押し生涯教育としての居合道修業今日からスタート!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 進展 | トップ | 2月居合道定例稽古会 »
最新の画像もっと見る

武道」カテゴリの最新記事