中央アルプス二日目、10月10日は恵那山へ行くことにしました。
木曽駒ヶ岳の次は普通は空木岳ですが、先日降った大雨の影響で林道が閉鎖されています。駒ヶ池からスタートする事となると、プラス2時間を要します。それともう一つは天気。天気予報があまり良くなかったので、一度、南下をして恵那山へ行く事にしました。
駒ヶ岳の後、飯田によってから恵那山へ向いましたが、恵那山のアプローチは結構深く、何度か道に迷いながら何とか登山口のある神坂峠に到着しました。
到着は12時近くとなってしまいました。辺りは街灯もなく、真っ暗で何もありません。萬岳荘の方へ行って見ましたが、閉鎖されているのか今年の営業が終わってしまったのか人気がありません。
駐車スペースに戻り朝まで仮眠を取ります。朝、目覚めて見ると既に数台の車が駐車していました。
このコースの所要時間は通常で8時間40分となっておりますので、日帰りのルートとしては健脚向きのコースとなります。最短ルートは広河原登山口で、ここには林道ゲートに車を止めて林道歩きのあと登山口より3時間の最短コースがあります。(恵那山直下の木谷川にある峰越林道になります)
準備を整えていざスタート。駐車スペースを峠側に出た正面が登山口となっています。
この時間となったら登山客がぞくぞくと上がってきます。紅葉も始まっていますね。夜露が凄くて濡れ濡れです。
鳥越峠、ウバナギを通過しますよ。
今日登る恵那山です。ようやく、全容が見えてきました。このローケーションの写真はよくありますね。
赤と緑のコントラストが見事です。大判山、天狗ナギを越えてアップダウンを繰り返しながら恵那山に近づいていきますが、結構尾根が長くて大変ですよ。
前宮コース分岐にさしかかりました。ここを左に曲がります。
前宮コース分岐を越えると平坦な稜線づたいのコースへ変貌しますが、ほとんど眺望は望めません。
二ノ宮から五ノ宮迄ある様ですが、三ノ宮が恵那山最高点との事で社の御柱に山頂の文字が書かれています。
恵那山山頂避難小屋です。トイレもありますよ。
雨が降ったわけでもないですが、結構湿っています。
避難小屋を過ぎると恵那山本社です。
恵那山登頂! しかし、山頂は林の中で展望は望めません。
一応、櫓はありますが、あまり変わりません。
山頂部の樹林帯です。
南木曽方面が一望できます。
紅葉が見事です。
緑にも色々な緑があるんですね。光の当たり方でも違いますよ。
ウバナギが見えて来ました。凄い崩壊地ですね。
秋晴れの恵那山、来て良かった。
この後、無事に神坂峠の駐車場へ下りて終了となりました。今日はまた駒ヶ根迄戻って空木岳登山の準備となります。恵那山に手袋を忘れました。
登頂日:2009年10月10日 形態:日帰り メンバー:単独 天候:晴れ 標高:2,191m
標高差:622m コースタイム:6時間45分(休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:神坂峠より→大判山→前宮コース分岐→恵那山山頂避難小屋→恵那山山頂(下山は同一ピストン)
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