8月2日、7月末の鹿児島出張も終わり個人で7回目、会社のクラブで2回目の富士登山。
今回は登りは富士宮ルート、下りは御殿場ルートを下り宝永山を経由して富士宮ルートに戻る1泊2日の登山です。
シンガポール、韓国、別の事業所のメンバー総勢14名の団体で大変な事になってます。
しかし、一行待ち受けていた御来光は最高のものでした。
**************************************************************************************
7時集合して東名で一路御殿場を目指します。
御殿場から富士山スカイラインで水ヶ塚駐車場へ。
富士山大噴火!!!(笑)
9時30分富士宮五合目登山口へ向かうのシャトルバス乗り換え場所である水ヶ塚駐車場へ到着。
他事業所から参加した3名とこの地駐車場で合流。
マイカー規制期間中はこの水ヶ塚駐車場に車を止めてシャトルバスで五合目まで向かいます。
駐車料金は¥1,000、シャトルバスは往復¥1,500也を支払います。
五合目登山口まで約40分の道のりをシャトルバスで向かいます。
五合目到着後45分と短い時間ですが身体を慣らします。
登山口で記念撮影。
団体なので時間がかかること、かかること。
登山開始約1時間で雨に見舞われました。カッパとザックカバーを着用します。
出張直後なので気が緩んでいるのか、ザックカバーを家に忘れて来ました。
また、いつも持っている緊急用の40Lのゴミ袋2枚も家に忘れて来ました。
何をやっているのだろうか。
人に貸す事も出来ない。。。
雨は降ったり止んだり、時々日が差してきたりとめまぐるしく変わります。
風がなかったのはラッキーでした。
ところが、遠くでゴロゴロしています。
北側の遠いところでなっている様です。
そばだったら避難が必要ですね。
私たちが上りで苦戦していると赤い富士山が下りて来ました。
突然の事だったので何もしないまま下山してしまいました。
しかし、ほどなくすると今度は緑の富士山が下りてきます。
もしや次は青と予想したら予想は的中!!!
青が下りて来ましたので、写真を一枚撮らせて貰いました。
イベントで三つの富士山の御輿を使ったそう。
もうこれ以上下りて来ないと言ってました。
シンガポールのJ***さんと記念撮影!
J***さんは日本に来たらやりたい事の一つの目標が富士山に登る事だったとの事でようやく1つ目標が叶いました。
ガスっているところもありましたが、高度を上げるに従い、ガスがとれて眼下の雲海となりました。 この頃には既に雨も止んでいます。
明日登る宝永山が見えています。
今日は8月の第一週目の週末なので、真夜中の数珠繋ぎは確実。
山頂まで約1時間のところにある9合目の3,460mにある万年雪山荘へ宿泊して夜の渋滞をなるべく回避します。
万年雪山荘前からの眺望です。時間の経過と共にガスがとれて行きます。
夕方5時、富士山恒例の夜食のカレーです。
富士山のビールは¥600とか¥800と高いので0.35kg¥200を持って上がって来ました。
夕方の影富士が見えました。 影富士は朝と夕方に2回場所を変えて見ることが出来ます。
今日の寝床です。
これで5名用です。
早く来て一番手前(出入り口付近)なので夜遅くまで人通りのうるさいところでした。
午前2時過ぎ出発します。既に小屋前には数珠がありました。
真夜中に岩場を登って行きます。振り返れば静岡の街並みが広がっています。
普段なら約1時間の道のりが2時間30分もかかってしまい、一時は御来光を断念しなければならないかと思いましたが、4時30分御来光15分前のギリギリのところで何とか頂上へ到着しました。
移動する時間があまり時間が無かったので、富士宮ルートの上の神社近くの高台(駒ヶ岳)から見る事にしました。
4時45分、待ちに待った御来光です!
今年の御来光は雲の影響も受けない、今まで見た7回の御来光の中で一番美しい御来光でした!
富士宮ルートの頂上にある頂上富士館の向こうには剣ヶ峰と三島岳(文殊ヶ岳)が朝日を浴びてます。
剣ヶ峰と馬の背です。
馬の背は急斜面の上にザレていて歩きにくく剣ヶ峰やお鉢巡りの難所となっています。
特に上部がスリップしやすいので注意が必要です。
最後の最後が一番きつい!
愛鷹山が見えています。
剣ヶ峰登頂しました!
順番を待って剣ヶ峰の標柱で全員で記念写真です。
日本一高いところにいる女です!
この後、お鉢巡りを右回りで開始!
吉田口の山頂の売店に近づくとガスも取れて山中湖が大きく見えて来ました。
吉田口の売店へ到着!
ここで小屋から持参した朝食を取ります。
売店で豚汁やコーンスープやコーヒーを賞味しているものもいます。
空きっ腹の胃袋に温かい汁ものや飲み物が染み渡りそうです。
郵便局へ寄って、今日は御殿場ルートの下山ルートで下山します。
今日の御殿場ルートは富士登山駅伝が開催されていて 赤岩八合館や砂走館のあたりはランナーたちでいっぱいです。
小屋下のあたりでトップランナーたちとすれ違いましたが、トップはぶっちぎりでした。
軽い砂走りの下山道の後、宝永山に到着。
ここは石柱以外には何もありません。
今日のこの辺りは風が強いです。
宝永山の先端から沼津方面を撮った写真です。
宝永山から山頂の写真ですが、ガスっていてよくわかりませんね。
これは2008年に御殿場ルートで登った際に帰りに宝永山から撮った写真です。
宝永山火口は御殿場ルートと同様で深くザレていて特に上りは厳しそうですね。
御殿場ルートの小屋の予約が取れていればこの登山道を必死に上がっていたと思うとぞっとします。
ただ、疲労した足には下山でも結構堪えます。
火口の一番低いところに標柱とベンチがあり、ここで休憩を取ります。
この後、富士宮ルート六合目へ合流して富士宮ルート五合目へ下山しました。
帰りは『御胎内温泉』で一風呂浴びて帰還。
また来るぞっー!
登頂日:2014年8月2日-3日 形態:小屋泊(万年雪山荘) メンバー:14名 天候: 曇り 標高:3,776m 標高差:1,396m コースタイム:1日目5時間、2日目9時間30分(休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:上り:富士宮ルート五合目登山口⇒九合目・万年雪山荘⇒山頂⇒剣ヶ峰⇒お鉢巡り(右回り)⇒下り:御殿場ルート⇒宝永山⇒富士宮ルート六合目⇒五合目山口