初夏の尾瀬。
尾瀬には尾瀬ヶ原を間に挟んで東に燧ヶ岳、西に至仏山があります。
夏前の7月に一泊二日で会社のメンバー三名で東から西へ縦断する事にしました。
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前日の夜、新宿から久々に夜行バスで尾瀬御池に向かいました。前日、夕方から降りだした雨の中、新宿へ向かいましたが、早朝、尾瀬御池に到着した頃には既に雨は上がっていました。
夜行バスもたくさん到着しています。ここからは尾瀬ヶ原、燧ヶ岳の他会津駒ヶ岳への登山口でもあります。
山の駅で軽く朝食をとり準備します。
尾瀬御池の駐車場です。全部で420台位の車が駐車出る様です。
山爺とスタート前の記念撮影です。
尾瀬御池登山口です。
この燧ヶ岳には御池からのルート、尾瀬沼の沼尻、浅湖湿原のルート、見晴からの見晴新道があります。温泉小屋からの温泉小屋道は廃道化の為の通行禁止措置が取られている様です。
まずは燧ヶ岳に向けて木道からスタートとなります。
これは何だかわかりますか? 正解は水芭蕉が育った姿です。花が咲いた後は巨大になります。
おおきなナメクジの一種です。
元々ジメジメしているところですが、前日の雨でぬかるみが出来ているところがあります。広沢田代までは木道のない登りが続きます。
はまってしまいました。
広沢田代からは木道が続きます。
広沢田代を通過します。この辺りには池塘が広がっています。
あそこにも木道がありますね。
木道は燧ヶ岳迄続いています。
熊沢田代付近です。ちょうど池の付近が一番低くなっていて池まで降りると今度は上がって行きます。
熊沢田代で一旦休憩します。
ここから一気に頂上迄急登します。
燧ヶ岳側から見た熊沢田代です。
7月ですが、残雪があります。
山頂が見えてきました。登頂間近です。
俎嵓(まないたぐら)2,346m頂きました。
柴安嵓(しばやすくら)2,356mです。
柴安嵓山頂です。晴れてサイコーの日となりました。
西側は尾瀬ヶ原と至仏山が一望出来ます。明日は尾瀬ヶ原を縦断して至仏山を登る予定です。
今降りてきた俎嵓(まないたぐら)側です。
柴安嵓の頂上はかなり広いです。ちょっと休憩を取ってから下山します。
直下には尾瀬沼が見えます。
下山は見晴新道を通って見晴を目指します。山頂に高いところは急坂が続きます。
降りるにしたがってガレてきます。
見晴十字路に到着しました。ここには無料休憩所がたくさんあります。
その一つの休憩所の外のベンチにて昼食をとります。
時間もかなり早いので東電小屋、ヨッピ吊橋を見に行きます。
尾瀬ヶ原ではニッコウキスゲがピークを迎えています。
只見川にかかる東電尾瀬橋です。
東電小屋に到着しました。ここは尾瀬の小屋の中でも人気が高くすぐに予約が埋まってしまいます。
これがヨッピ吊橋です。
尾瀬ヶ原側からの燧ヶ岳です。
竜宮十字路、尾瀬ヶ原のど真ん中にあります。
竜宮小屋に到着しました。竜宮小屋は竜宮十字路に一軒ポツンとあります。
竜宮小屋の夕食です。
食事が早いので写真を撮りに出てきました。
モウセンゴケです。
7月の後半の夜になると、この小屋の前にはたくさんのホタルが出て来てあっちこっちで光る姿を見ることが出来ます。また、小屋では夜には尾瀬のビデオの鑑賞会があり、たくさんの人が鑑賞に来ていました。
今日は尾瀬ヶ原を縦断して至仏山を登って鳩待峠迄行きます。バスの時間もあり、早朝、日も明けていない4時半に竜宮小屋を出発します。
早朝の尾瀬ヶ原は一面ガスで覆われていましたが、明るくなるにつれ、ガスが引いていきます。
朝の至仏山です。まだ、雲がかかっています。
燧ヶ岳からのご来光です。
至仏山が朝日に照らされています。
竜宮十字路から4kmの木道一気に歩きます。そして山ノ鼻に到着しました。
ここで休憩がてら朝食をとります。
いよいよ至仏山に向かいます。
至仏山側から見た尾瀬ヶ原です。山ノ鼻の周辺は池塘で点在しています。中間地点の手前に一杯清水の水場があります。
山ノ鼻のこのルートは登り専用で下ることは出来ません。しかも5月上旬から6月下旬までは至仏山の植生保護の為に入山は禁止されています。
高天原コースは以前、人の侵入などにより荒廃が進み閉鎖されていましたが、再整備され1997年に再開されました。蛇紋岩はもろく滑りやすい様です。
石の多い上りの登山道ですが、途中からから木道の階段があります
至仏山、頂きました
標高2,228mです。
二等三角点です。
下りは岩場もありますので注意です。
頂上付近は植物が豊富です。
至仏山山頂です。
小至仏山です。標高2,162mです。
悪沢岳側にも小湿原があります。
鳩待峠に到着しました。至仏山登山口です。
鳩待峠です。天気も良くバスと人でごった返しています。
鳩待峠の鳩待山荘でひと風呂浴びて戸倉行きのバスを待ちます。
登頂日:2009年7月25日-26日 メンバー:3名 天候: 晴れ 標高:2,356m/2,228m
標高差:1,000m/827m コースタイム:10時間/6時間20分(休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:尾瀬御池より→俎嵓(まないたぐら)→柴安嵓(しばやすぐら)→見晴(下田代十字路)→ヨッピ橋→竜宮小屋(泊)→山ノ鼻→至仏山→小至仏山→鳩待峠
一泊二日、メンバー3名で尾瀬、燧ヶ岳、至仏山の登山と尾瀬ヶ原のトレッキング。久々の夜行バスで早朝、尾瀬御池スタート。天気も良く、尾瀬の自然を堪能した。熊沢田代当たりの風景と木道歩きが好きです。尾瀬はリピートしたい一つです。
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