Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

クリスマスの思い出

2007年12月14日 | Weblog
子供たちが、特に下の子どもたちが小さかった頃。

アメリカでは、サンタさんが、きたときの
おやつにクッキィーとミルクを用意しておき、
朝、子供たちに、
「ほら、サンタクロースが本当にきたんだよ!」と
かじられたクッキィーと減ったミルクのグラスを
見せると、知り合いに聞いた。

そこで、私は、台所の調理台の上に、
「ほら、サンタさんのためにおくよ」といって、
クッキィーとミルクをおき、
夜中にかじったり、飲もうと思った。

その頃、ご近所で、パーティーをしていたので、
プレゼントをもらった子供たちは、なかなか寝てくれず、
こちらが、眠くて困った。

でも、子供がいないときに、かじったり、
飲んだりして、25日の朝、子供たちに、
「ほら!サンタさんがきたよ!」と見せた。

きっと、子供たちは、覚えていないことだろう・・・。

でも、サンタクロースがいることを信じさせるために、
いろんなことにチャレンジした母親だった。

サンタクロースを信じられる子供は、人を信じることが
できる、と友達が教えてくれた。

心の中に、サンタを住まわせることができる子供は、
人を信頼できる人間になれるらしい。
そのことを知ってから、プレゼントをせがむ子供には、
「うちは、仏教徒なの!」といって逃げる母親になるまでの
数年間、試行錯誤の日であった・・・。

(自作の寄せ植えのクレストをミニ・ツリーに!)


故事成語

2007年12月13日 | Weblog
うちの息子が、またまた、やってくれた・・・。

電話がかかってきた瞬間
「すみません・・。
なにか、やりましたか?」とオドオドと謝っている。

どうしてか、「不吉な予感」が瞬く間にひろがり、
とりあえず、そういう態度になる。

結果としては、うちの息子は、関係なかったのだが、
本当に関係ないか?というと、そんなことはないと思う。

「君子危うきに近寄らず」
「李下に冠を正さず。
瓜田に履をなおさず」
ということばがある。

賢明な人は、はじめから、危険なものに
近寄らない。
モモの下で、冠をなおしたら、
泥棒と間違えられても仕方ない。
瓜の畑の中で、履(くつ)をはきなおしすため
かがんだら、泥棒と間違えられても仕方ない。
だから、そういうことは、しない。

それが、「賢明」というものである。

しかし、私が、やっとこの言葉を実感しているくらいだから、
ヤンチャざかりの中学生が、この言葉を理解するのは、
30年早い!(賢く悟っている中学生もいると思うが・・)

そういう私は、
「危うきに近寄らず」どころか、
「火中の栗」を拾う気になっている。

どうしたら、最善の指導ができるのか?
昨日から、ずっと考えている。
正しい人間なんて、ほとんどいないのだ。
親としても、人間としてもたいしたことないが、
一応、君より、「年数いきて、見聞はしているので、
話をきいて!」という気持ちである。

(写真は、リビングのガーランド。
うちには、大きなメインツリーが、今はない。)


師走の女の足のつめ

2007年12月12日 | Weblog
私の母は、現在の私の年齢の12月、
すなわち、現在の私の状態で、初孫(私の娘)
が生まれた。

赤ん坊が生まれるということは、大変なことであった。
里帰り出産した実家は、商売をしていた。
大阪の商売人の12月というのは、活気があって、
いいものだが、そこへ、初めての孫が生まれのだ・・。

若くて、元気があった私は、張り切っていた。
母も張り切っていた。
父も張り切っていた。
姑も張り切っていた。
仲人さんも張り切っていた。

なれないことも一所懸命やっていた。
それは、『歓び』であった。

あるとき、ふと、母の足をみると
つめが伸びていた。

きればいいのに・・。
でも、切れないほど、忙しいのが、十分伝わる、足のつめだった。

申し訳ない。

そのことだけでも、母は、「良いおばあちゃん」に
なったと思う。

さて、私は、今、孫が生まれたら?

先日、フィットネスにいって、素足になったら、足のペデキュアが、
はがれていた。
足なので、結構、奇抜な色をぬっているのが、裏目にでて、
とても、目立つ・・・。
「帰ったら、綺麗にしよう・・。」
とおもいつつ、靴下をはいて、家事をするので、
まだ、そのままだ・・・。
反省。

ねこのたい吉も足のつめの
お手入れ、しなくっちゃ!



師走のお祝い事

2007年12月12日 | Weblog
「師走」に、昨日から、先生でない私でさえ、
走らざるをえない気分になってきた。

目の前の家の奥さんとも、
携帯メールで、連絡しあう。

お隣への出産祝いを一緒にもっていきましょう、
ということになっていた。
私は、お祝い事というので、「大安の日の午前中がいいわね」
という意見だったのだが、先日、若いママと赤ちゃんがお里帰り
したので、赤ちゃんが戻ってきてから、行きたいということで、
日にちを延ばしていたのた。
いつ帰ってくるか、わからず、
そのうち、私も奥さんも忙しくなって、
お日柄にこだわっていられなくなった。

「もしかしたら、ご一緒できないかも・・。」
「都合があえば、ということにしましょう・・。」
こんなメールのやりとりのあと、
「本当に、年末って、忙しくなるわね。
そんな月に二人も出産した私って・・。
と、やっと、周りの気持ちがわかって、感謝です。
娘には、『12月出産禁止令』を出した母です。」
と送ったら、
「まぁ、そんなに上手くいくかしら?
でも、皆(子ども達)親になって貰いたいわねぇ・・。
私も今からでも、もっと良い親になりたいわぁ」
と返信がきた。

この奥さんは、十分に「良い親」である。

私は、「良い親」をあきらめて、
「良いおばあちゃん」をめざすしかないかな・・・。
と思っている。

貧者の一灯

2007年12月11日 | Weblog
最近、「イルミネーター」という言葉を知った。
クリスマスのイルミネーションに凝る人のことらしい。
ニュース番組で、特集されていたのは、
本当に、「ご苦労様」といいたくなる
力作である。

我が家も、イルミネーターだろうか?

私は、「イルミネーション・ウォチング」愛好家と
いったほうが、近い。

我が家の電飾は、瞬かない。
色も、白熱灯の色、単色である。
家の中は、色つきのものを
飾るが、それも、瞬かない。

我が家のクリスマスの飾りの
原点は、イギリスの地方都市である。
寒くて、静かで、暗い街に
窓に、小さな電球で、十字架があった。

私は、クリスチャンではない。
しかし、その十字架は、私にとって、
とても、尊く、敬虔な気持ちにさせてくれた。

その街のイルミネーションは、瞬かなかった。
第一、日本で、今ほど、イルミネーションが
盛んではなかったので、とても、印象が強かった。

私は、街中に生まれ育ったので、
電飾に囲まれていた。
いわゆる、「ネオンサイン」である。

華やかで楽しいものであるが、
それは、商業的なものである。

クリスマスは、キリスト教の行事である。
それを、体験した私は、それ以来、
クリスマスの意味を感じつつ、楽しむことを
自分に課している。

・・・・というわけで、我が家の貧者の一灯イルミネーションを
どうぞ!

ミッドタウン・ガーデンの光の道

2007年12月09日 | Weblog
ミッドタウン・ガーデンのイルミネーション。
青い光の道。
さざなみのように、
きらめく。
とても、幻想的で、落ち着く。

カメラが、いいものではないので、
この程度のものしか、アップできない。
もっと綺麗な写真は、どこかにたくさん、
あるから,興味のある方は、探してみてください。

それと・・・。
今日、我が家のイルミネーションが点灯する模様なので、
見劣りするものを見る前に、すばらしいものを。なはは・・・。

切子

2007年12月09日 | Weblog
今回、ミッドタウンにいって、
確信した、マイ・ブーム。
「Japan」
私の根っこは、はじめから「日本」だったけれども。

最近、文字通り「Japan Wear」(漆器)
に目がいって仕方なかった。
ミッドタウンにきて、
「切子」「九谷焼き」がきました・・・。
ミッドタウンのツリーは、「江戸切子」をモチーフにしたものだ、
というので、観たかった。
夜、みると、とても綺麗です。
これは、内側からみたもの。

話題のスィーツのお店

2007年12月09日 | Weblog
本当は、いろいろと書きたいことがあるのだが、
とりあえず、許可をもらって撮影した、
「和栗のモンブラン&マスカットと蜂蜜の紅茶」を。

有名パティシエがつくる、一皿は、観ていると夢心地になった。
繊細な技術、造形、色彩、そして味。

一番、うれしかったのは、
ケーキ職人の綺麗な手をみられたこと。
3番弟子?さんは、ゴム手袋だった。

今年のクリスマスは、アイスの盛り付けだけは、
上手にできそうな気がする。
おしゃべりは、全然しないで、一時間、ずっとカウンターの中の
芸術をみていた。

微笑んだ顔が、とても、素敵な彼は、とても、美しい人を
射止めたらしい。
私は、その彼女を見直したのだった。

MIKIMOTOさんのツリー

2007年12月09日 | Weblog
この時期になると、毎年くるDMで、
銀座本店のクリスマスツリーの写真をみる。
根つきの大木で、クリスマスがすんだら、
どこかに、寄付される。
いつか、実物を観たいと思っていた
憧れのツリーであった。
5月にいったとき、ハイジュエリーをもっていない
私は、店に入るのは、ドキドキ・・・して仕方なかった。
夜、みたら、すばらしいだろうが、
今回、銀座は、通過点だったので・・。
朝はやい銀座は、人が少なく、多少ウインドウ・ショッピングも
できて、
写真もとれるから、とても、快適だった。
木村屋のアンパンは、かえなかったけども・・。

Priceless

2007年12月09日 | Weblog
昨日は、次女の誕生日だった。

私が、彼女にしてあげたこと・・・。

銀座の和光をはじめ、有名な店の外観を
みせてあげた。
(幸運なことに、朝早かったので、
開店前だった!)

MIKIMOTOのクリスマス・ツリーを
見せてあげた。

日本で一番、高い土地、鳩居堂の前に
たたせてあげた。

彼女の望みどおり、テレビでみた
六本木ミッドタウンで「目の前でスィーツを作ってもらえる」
店にいって運よく、話題のパティシエに
芸術的なスィーツを作ってもらった。

おいしいさわらの西京漬けの昼食を
たべさせてあげた。
(箸の使い方、注意つき)

ミッドタウンの話題の切子調のクリスマスツリーや、
光の道をみせてあげた。

ジャズ・イベントを一番前で、見せてあげた。

路線が複雑な東京で楽しい時間をすごさせてあげた。

これらはすべて、彼女のおかげで、25年近くかかって得た
「私が幸せな時間」であった・・・。
形に残っているものは、
一切買っていない。

趣味が合う娘との時間、
プライスレス!