ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

この雪でスケジュールが・・・

2012-02-03 19:38:22 | 出張
予想はしていたのだが・・・この雪で撮影スケジュールが全て狂ってしまった。

内心・・・ホットしている部分もある。

大渋滞の中・・・山口までどうやって行けば良いのか?・・・実は・・・途方に暮れていたのである。


当然・・・本日の撮影も延期。

仕方がないので、山奥の撮影現場の下見を行う事にした。


山道をひた走り・・・現場に到着すると・・・撮影範囲が広すぎる。

仕方がないので・・・入念に撮影計画を練る。

結果・・・大体の目途は付いた・・・。


撮影は後日・・・雪解けを待って行う。


ナビで自分の位置関係を確認する・・・最短で会社に戻る為だ。

処がナビを見ている内に・・・意外と知人宅に近い事が判った。

久しぶりに、寄ってみる事にしたのだが・・・そのルートとは・・・。

道幅の狭い山道の県道を・・・30数キロ走らなければならない。

覚悟を決めた。

途中・・・対向車とすれ違いもままならない程の狭い道路が延々と続く。

そんな道を十数キロ進んだところで・・・何か・・・嫌な予感がしてきた。

どう見ても・・・・行く手には、高い山がそびえ立っているのだ。

しかし、今更引き返すわけにも行かない。

意を決して・・・山の中へ分け入った。

すると・・・突然道路に積もっている雪の量がハンパなくなって来た。

私の車は・・・2駆なのだ。途端にスリップガードが頻繁に作動し始める。

かと言って、ここでアクセルは戻せない・・・戻せば・・・スタックを意味する。

既に・・・周囲に民家は無い・・・その上、通る車も無い。

その様な状況の中で・・・スタックが意味するものは・・・流石に、体に力が入る。

その様な山道を約8km進んだところで、ようやく峠を越えた。

頂に雪が積もっている山並みが遠くに見える・・・でも・・・よく見ると大体レベルが一緒なのだ。

と言う事は・・・向こうからこちらを見ても・・・同じ様に見えると言うことか・・・?


既に標高は、1000mを軽く超えていた。

登って来る時は、車をスタックさせない様に無我夢中で運転していたので、そんな事にも気づかなかったのだが・・・

こんな所まで来て、そんな基本的な事に気が付くとは・・・情けない。


問題は・・・下り。

雪道は・・・下りの方が、遥かに危険なのだ。

最低でもその雪道を8km下らなければならない・・・依然として民家も対向車もない。


その後、何とか無事・・・・知人宅まで辿り着いた。


その知人曰く・・・この時期・・・地元の人間でさえ、あの峠を越えようなどと考える奴はいないとの事。


出発してから知人宅まで到着するのに、約3時間半を要していた・・・反省。