昨日のブログの、続きである。
まだ、昨日のブログを読んでいない方は、話のつじつまが合わないので、
そちらを読んでから、このブログを見て欲しい。
前置きはこれ位にして・・・
業務用に使用する時に問題となったアッパーフレームを、取り敢えず強化した。
メインギヤ滑の主な原因が・・・そこに有ったからだ。
純正のフレームでは剛性が足りない為に、エルロンの操舵時にフレームが捻じれて、
ギヤのバックラッシュが狂ってしまう事が、原因だったのである。
勿論、模型用途に使用する場合は、十分な強度があるのだが・・・業務に使用するとなると、
なかなか、そうは行かないのが常である。
又他の要因として、ユーザーサイドによる、バックラッシュの調整が適正に行われていない事も
原因の一つではあるのだが・・・。
そう言えば・・・昔、初期のスカディーでも同様のトラブルが有った。
3Dフライト等で、ロール方向に急激にフリップさせると・・・一発でメインギヤが滑た。
その後、直ぐフレームの材質・形状を変更したEVOになったので、ご記憶の方も多いのではないかと思う。
そんな訳で・・・業務用に使用する際に、弊社のスペシャルフレームに換装する事で、
ほぼメインギヤの破損は皆無となったのである。
その社長の口コミで(そこら中に吹きまくって頂いた)・・・お蔭様で、現在も数社の空撮機に
このスペシャルフレームが使われていて、ほぼ毎日・・・何処かの空を飛んでいる・・感謝・感謝。
ところがである・・・メインギヤの問題がほぼ解決すると・・・当然、安心して飛行させられる様になる。
すると・・・もっとペーロードを掛けたくなるのが人情と言う物・・・。
そこで、リフター800と言うメインローターのペイロードテストを兼ねて、メインギヤの強度試験を実施した。
機体の状態を見ながら、どんどんペイロードを増して行き、最終的に7400gのペイロードを掛けてみた。
その状態の機体全備重量は・・・なんと14700gである。
VoyagerGSRの機体重量は、7300g(燃料500cc含む)である。
標高600mの高地で、ほぼ機体重量と同じだけの、ペイロードを持ち上げているのである。
このペイロードは、26ccのガソリンエンジン搭載機で、標高600m付近で作業を行う場合に、
安全に運航出来る・・・ほぼ限界重量の様であった。
この状態は通常で有れば・・・完全にペイロードオーバーである。
勿論その状態の機体を飛行させる際には・・・操縦を少し丁寧に行う必要がある。
それでも・・・エンジンのオーバーヒートや機体の沈み込み等が、全く発生しなかったのは言うまでもない。
このペイロードを安全に持ち上げる事が出来る理由は、リフターと言う超高揚力のメインローターに因るところが
非常に大きいのだが、やり方次第では26ccのエンジンでも、こんなペイロードが持ち上がってしまうのである。
処が・・・このテストで新たな問題が浮上してしまったのである。
その問題とは・・・メインギヤ自体の強度である。
やっと調子よく飛行できる様になったと言うのに・・・またまたメインギヤの強度の問題が浮上してきたのである。
テスト終了後に、機体各部を点検した・・・すると・・・メインギヤに異常が認められたのである。
実際には・・・・ギヤ滑などは皆無であったのだが・・・ポリアセタール製のギヤの歯の部分が少し変形していたのだ。
市販の機体を使用すると・・・しばしばこの様な状況に陥る事が多いのである。
一個所直せば・・・他の個所にしわ寄せが・・・それを直すと・・・また他の個所が・・・と言う具合にだ。
市販の機体を業務に使用出来るレベルに仕上げるには・・・何と体力と気力がいる事か・・・。
まあ・・・それも半分好きでやっているので・・・そんな状況も少し楽しんでいるのだが・・・。
そんな訳で・・・メインギヤを何とかしなければならなくなってしまった。
次回に・・・続く。
まだ、昨日のブログを読んでいない方は、話のつじつまが合わないので、
そちらを読んでから、このブログを見て欲しい。
前置きはこれ位にして・・・
業務用に使用する時に問題となったアッパーフレームを、取り敢えず強化した。
メインギヤ滑の主な原因が・・・そこに有ったからだ。
純正のフレームでは剛性が足りない為に、エルロンの操舵時にフレームが捻じれて、
ギヤのバックラッシュが狂ってしまう事が、原因だったのである。
勿論、模型用途に使用する場合は、十分な強度があるのだが・・・業務に使用するとなると、
なかなか、そうは行かないのが常である。
又他の要因として、ユーザーサイドによる、バックラッシュの調整が適正に行われていない事も
原因の一つではあるのだが・・・。
そう言えば・・・昔、初期のスカディーでも同様のトラブルが有った。
3Dフライト等で、ロール方向に急激にフリップさせると・・・一発でメインギヤが滑た。
その後、直ぐフレームの材質・形状を変更したEVOになったので、ご記憶の方も多いのではないかと思う。
そんな訳で・・・業務用に使用する際に、弊社のスペシャルフレームに換装する事で、
ほぼメインギヤの破損は皆無となったのである。
その社長の口コミで(そこら中に吹きまくって頂いた)・・・お蔭様で、現在も数社の空撮機に
このスペシャルフレームが使われていて、ほぼ毎日・・・何処かの空を飛んでいる・・感謝・感謝。
ところがである・・・メインギヤの問題がほぼ解決すると・・・当然、安心して飛行させられる様になる。
すると・・・もっとペーロードを掛けたくなるのが人情と言う物・・・。
そこで、リフター800と言うメインローターのペイロードテストを兼ねて、メインギヤの強度試験を実施した。
機体の状態を見ながら、どんどんペイロードを増して行き、最終的に7400gのペイロードを掛けてみた。
その状態の機体全備重量は・・・なんと14700gである。
VoyagerGSRの機体重量は、7300g(燃料500cc含む)である。
標高600mの高地で、ほぼ機体重量と同じだけの、ペイロードを持ち上げているのである。
このペイロードは、26ccのガソリンエンジン搭載機で、標高600m付近で作業を行う場合に、
安全に運航出来る・・・ほぼ限界重量の様であった。
この状態は通常で有れば・・・完全にペイロードオーバーである。
勿論その状態の機体を飛行させる際には・・・操縦を少し丁寧に行う必要がある。
それでも・・・エンジンのオーバーヒートや機体の沈み込み等が、全く発生しなかったのは言うまでもない。
このペイロードを安全に持ち上げる事が出来る理由は、リフターと言う超高揚力のメインローターに因るところが
非常に大きいのだが、やり方次第では26ccのエンジンでも、こんなペイロードが持ち上がってしまうのである。
処が・・・このテストで新たな問題が浮上してしまったのである。
その問題とは・・・メインギヤ自体の強度である。
やっと調子よく飛行できる様になったと言うのに・・・またまたメインギヤの強度の問題が浮上してきたのである。
テスト終了後に、機体各部を点検した・・・すると・・・メインギヤに異常が認められたのである。
実際には・・・・ギヤ滑などは皆無であったのだが・・・ポリアセタール製のギヤの歯の部分が少し変形していたのだ。
市販の機体を使用すると・・・しばしばこの様な状況に陥る事が多いのである。
一個所直せば・・・他の個所にしわ寄せが・・・それを直すと・・・また他の個所が・・・と言う具合にだ。
市販の機体を業務に使用出来るレベルに仕上げるには・・・何と体力と気力がいる事か・・・。
まあ・・・それも半分好きでやっているので・・・そんな状況も少し楽しんでいるのだが・・・。
そんな訳で・・・メインギヤを何とかしなければならなくなってしまった。
次回に・・・続く。