ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

今日は・・・お手伝い

2012-01-16 08:21:20 | 趣味
写真をUPしたドイツ製?のスピードカナードと言う実機の事に付いて、以前、香川のygさんから、
話を聞いたり、写真を見せて頂いたりしていた。

この事は、以前のブログでも数回に渡ってUPしているので、見ていない人は御覧頂きたい。

今回、別件で電話をしていた折、たまたまスピードカナードの話になり、対空証明?を取得する為に、機体を化粧直しをしている・・・と言う事を聞いた。

丁度今、機体の所有者の自宅に、バラされて保管されているとの事。

又、現在主翼を外して塗装に出していて、塗装屋さんからAさん宅に運ばなければならないのだが、
人手が足りないと言う事を聞いて・・・愛媛に出張していた私は、二つ返事で手伝う事を伝えた。

当日、塗装屋さんに行くと・・・・本来車専門の塗装店の片隅に、複合材で出来た主翼が
化粧直しされて置かれていた。


その時、2人乗りのその機体の主翼を初めてみたのだが・・・それは意外と小さかったが・・・

その機体の胴体も、ものすごく短いのだ。

元来、この手の機体は、前後方向の重心位置がタイトなのが・・・常である。

それを、先尾翼を取り付ける事で、その傾向を緩和(改善)させているのだろう。

模型を作って再現して見るのも面白いかも・・・。

先尾翼など・・・模型の主翼だ・・・と言われれば、信じて貰えそうな程、小さいのだ。


作りは自体は・・・複合材で出来ている事も勿論だが、構造もグライダーのそれと良くにている。


ウイングレットにラダーが付いていた・・一見ウイングレットに見えたが・・・本当は垂直尾翼?

と言うのも・・・ウイングレットにしては・・・翼面積と比較して、大き過ぎるのだ。

所有者のAさんの話によると・・・ラダーの舵面は、両方とも外側にしか開かないらしい。

又、着陸時にブレーキを踏み込んだ時には、連動して開き、スポイラーの役目もするらしい。

その様子を想像するだけで・・・何かジェット戦闘機の様で・・・カッコいい。

フラップも無いこの機体は、セスナ等と比較して10ノット位ランディングスピードが
早いと言う事なので、この様な仕掛けが必要なのだろう。

一通りの説明を受けた後、その主翼を運ぶ事になったのだが・・・その方法に少し不安があった。

何と乗用車の上に、スキー用のルーフキャリアを取り付け、その上にコンパネを敷いた所に、
主翼を載せて運ぶのだと言うのだ。

私は・・・マジカヨ・・・と思ったのだが・・・いたってygさんも、Aさんもやる気満々だ。


心配する中・・・何とか・・・無事、所有者Aさんの自宅格納庫?まで、運搬終了。


何か今日は・・・おかげで仕事をするより疲れたが・・・何もなくて本当に良かった。


でも・・・これから撮影の為に・・・次の現場の山口まで350kmも移動しなければならない。

果たして・・・・移動するだけの体力は・・・果たして残っているのか?









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