Voyager/GS用の耐久性と組み付け精度を向上させるべく、フレーム改造大作戦と題して、
投稿を開始したのが、遡る事今年の2月20日の事であった。
この間・・・撮影業務の合間を縫いながら、2種類の新しいロアーフレームを4機分と、
アッパーフレームを2機分試作した。
この試作は全て弊社で行っており、フレームを1枚ずつトラディッショナルな
フライスを駆使しながら製作している。
時間の掛る事この上ない作業ではあるが、この様な試作を人任せになど出来る訳が無いのだから、
気の遠くなる様な機械加工を延々と続けた。
この様に試作されたロアーフレーム2機分は、既に懇意にして頂いている空撮業者に嫁に出した。
その内の1機は既に業務に投入されていて、調子も上々の様だ。
そちらを優先させたので、弊社の試作機の開発が後回しになっていたのは言うまでも無い。
当初の予定では、この連休中にロールアウトさせる心算で有ったが、思う様に作業が進捗せずに
連休も終わってしまった。
しかし・・・その様にして長らく取り組んで来たフレーム改造大作戦も、
そろそろファイナルに近づいてきた。
やっとの感があったが、本日・・・メデタク初飛行を終了したので、ご報告したいと思う。
工場からロールアウトした直後の、テストフィールドにて佇む試作機・・・この後、初飛行に臨んだ。
世間一般的に、初飛行に望む際には・・・果たして巧く飛行してくれるだろうか・・・?等と
心配するのが常だとは思うのだが、今回の開発に限って言えば、その様に考える事はあまり無かった。
何故なら・・・ベースとなる機体のウイークポイントを払拭する為に開発している訳だから、
初飛行時の興味は全てその改善1点のみに注がれていて、そこには緊張や一抹の不安などと言う
言葉は存在しないのである。
要は・・・飛んで当たり前・・・即ちベースの機体以上に飛ぶか如何か?と、言う事なのだ。
もし飛ばなかったら・・・それは失敗を意味するのであるが・・・。
かくして、何事も無かった様に・・・無事初飛行は成功した。
思惑通り・・・ファーストフライト時には僅かトラッキング調整を行っただけで、難なく初飛行は終了した。
そのファーストフライト時には、既に8割程の仕上がを見せていて、多少微振動が有るもモノの、
燃料タンクの泡立ちもなく申し分ない機体に仕上がった様だ。
フレームの剛性UPと、丹念にオバーホールをした甲斐あって、エンジンも実に気持ち良く回っている。
後は、僅かな微振動を取り去ってから、実際にペイロードを掛けて機体の挙動変化を見ると共に、
暫くは耐久テストを行なう事になるだろう。
投稿を開始したのが、遡る事今年の2月20日の事であった。
この間・・・撮影業務の合間を縫いながら、2種類の新しいロアーフレームを4機分と、
アッパーフレームを2機分試作した。
この試作は全て弊社で行っており、フレームを1枚ずつトラディッショナルな
フライスを駆使しながら製作している。
時間の掛る事この上ない作業ではあるが、この様な試作を人任せになど出来る訳が無いのだから、
気の遠くなる様な機械加工を延々と続けた。
この様に試作されたロアーフレーム2機分は、既に懇意にして頂いている空撮業者に嫁に出した。
その内の1機は既に業務に投入されていて、調子も上々の様だ。
そちらを優先させたので、弊社の試作機の開発が後回しになっていたのは言うまでも無い。
当初の予定では、この連休中にロールアウトさせる心算で有ったが、思う様に作業が進捗せずに
連休も終わってしまった。
しかし・・・その様にして長らく取り組んで来たフレーム改造大作戦も、
そろそろファイナルに近づいてきた。
やっとの感があったが、本日・・・メデタク初飛行を終了したので、ご報告したいと思う。
工場からロールアウトした直後の、テストフィールドにて佇む試作機・・・この後、初飛行に臨んだ。
世間一般的に、初飛行に望む際には・・・果たして巧く飛行してくれるだろうか・・・?等と
心配するのが常だとは思うのだが、今回の開発に限って言えば、その様に考える事はあまり無かった。
何故なら・・・ベースとなる機体のウイークポイントを払拭する為に開発している訳だから、
初飛行時の興味は全てその改善1点のみに注がれていて、そこには緊張や一抹の不安などと言う
言葉は存在しないのである。
要は・・・飛んで当たり前・・・即ちベースの機体以上に飛ぶか如何か?と、言う事なのだ。
もし飛ばなかったら・・・それは失敗を意味するのであるが・・・。
かくして、何事も無かった様に・・・無事初飛行は成功した。
思惑通り・・・ファーストフライト時には僅かトラッキング調整を行っただけで、難なく初飛行は終了した。
そのファーストフライト時には、既に8割程の仕上がを見せていて、多少微振動が有るもモノの、
燃料タンクの泡立ちもなく申し分ない機体に仕上がった様だ。
フレームの剛性UPと、丹念にオバーホールをした甲斐あって、エンジンも実に気持ち良く回っている。
後は、僅かな微振動を取り去ってから、実際にペイロードを掛けて機体の挙動変化を見ると共に、
暫くは耐久テストを行なう事になるだろう。
私のは御蔭さまで快調です。先日も風速8m強の最中、全く問題無く飛行出来ました。
振動も問題視するほどの事も無く、業務に使用しています。
当分、これで安心して作業出来そうです。有難う御座います。
でも最近、飛行中にGPSが受からなくなる事が有り(今日も)アンテナが悪いのか思案中です?
その様な症状は有りませんか?
新しい機体、快調に使用されている様で何よりです。
お蔭様で、弊社の機体も無事初飛行を終了する事が出来ました。
それから・・・GPSが受信不能との事ですが、テールパイプ
上は意外と振動が大きく、長期間にわたって使用した場合にはGPSユニットに与える影響を無視できません。
他のユニットがあれば、一度交換して見ては如何でしょうか?
ASTKF K