ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

エーゲ海・・・プチクルーズ

2012-10-13 06:35:36 | 出張
今回はエギナの島へ行くために、ピレウス港まで来た。

港には・・・色々な船が停泊していた。




今回の目的は・・・アフェア神殿を見学する為だ・・・と、言っても観光などではないので念の為。


港に着いて・・・チケット売り場を探す。

I先生の案内で、直ぐにチケットを手に入れる事が出来た。

これがエギナ行の、フェリーのチケットだ。



エギナまでは・・・この船で・・・???



まさか・・・そんな筈はないよね~


妄想はそれ位にして・・・実際は、こんな船でした。




エギナまでは、このカーフェリーで約60分位かかるらしい。


いよいよ乗船の時が来た・・・待望の地中海クルーズの始まりである。



ギリシャに来てからと言うもの、いきなり山の中へ行って今まで仕事をしていたものだから・・・
実際はあまりギリシャに来たと言う実感が湧かなかったのである。

待望のギリシャの海・・・私の中のギリシャのイメージと現実が、やっと一致した。



以前にも・・・イタリアのアンコーナの港から、ギリシャのパトラスまで地中海クルーズを3回程した事が有る。



でも・・・これじゃ~何んだか、観光ばかりしている様な感じにみえるでしょうか?


まるで、観光案内でもしている様ですね。

そろそろ・・・ツアーコンダクターにでも、職替えしましょうか???


続きは・・・次回で。


エギナ島へ・・・

2012-10-12 05:46:33 | 出張
ホテルで朝食を済ませた後・・・I先生の案内で、エギナ島へ行った。

ホテルから20分ほど歩いただろうか?・・・とある地下鉄の駅についた。

これがその駅前広場の様子である。



直ぐそこに・・・アクロポリスや古代アゴラが見える。


到着した駅は・・・多分、モナステラキ駅だと思うのだが・・・定かではない。

不覚にも・・・駅の名称を確認し損ねたのである。


これでは・・・迷子になった時に同じルートで帰る事が出来ない。

物見遊山もいいのだが・・・浮かれていて、それらの確認は必須であると思われるのでマズイのだが・・・


その駅から地下鉄に乗って、フェリー乗り場があるピレウスの町まで行く。



アテネ中心部から、南西へ10kmほどの所に、その港はある。




モナステラキ駅?の券売機で、乗車券を買う。

これが・・・その券売機だが、日本の様にズラ~と並んでいる訳ではない。
1か所に、3台位しか無かった・・・かと言って、駅員がチケットを売っている風もないのだが、
これで朝のラッシュ時にも対応できるのか・・・???



勿論・・・他の場所にも券売機はあったのだが・・・日本のそれの様に数が多くないのだ。


乗車券を買って通路を進むと・・・両サイドの所々に小さな箱がある。


この小さな箱・・・実は改札機なのだが・・・注意せずに進むとそのままコンコースまで出てしまう。



ヨーロッパの国では、日本の駅の様に人止めの様な改札ゲートなど無い事が多いのである。


改札をしないで・・・地下鉄に乗る事も出来きてしまうのだが・・・だからと言って、
この改札機で改札をしないで乗ってしまえば・・・無賃乗車になってしまうので注意が必要だ。


やがて・・・地下鉄が来た。




しかし、この電車って・・・地下鉄の筈が、殆ど地下に潜らない???


乗っている間、ず~と外の景色が見えているではないか?・・・まあ、退屈しないで良いのだが・・・。


それにしてもこの地下鉄・・・酷い車両を使っている。

窓ガラスは割られたままだし、外装には落書きだらけ・・・・一体車両管理はどうなっているのだろうか?


そんな事を考えている内に・・・港のあるピレウスの駅に着いた。


駅舎を出ると・・・そこには港が広がっていた。





街の汚さはアテネと遜色はないが、そこは流石にギリシャの海辺にある町である。

海の近くに来ると・・・華やかな雰囲気が漂っていた。



紀元前に軍港として築かれたこの港は、現在ではエーゲ海の島々への玄関口として栄えているとの事。




この港から、約30kmほどの所に、エギナの島が有る。

その島まで・・・しばしエーゲ海のクルーズを楽しむとしましょうか。


次回に・・・続く。

アクロポリスが・・・こんな近くに

2012-10-11 17:57:27 | 出張
昨晩は・・・マリソル(現地旅行社)のK子さんの話で盛り上がった。

彼女は元々関西出身でギリシャに来てから、もう数十年経ったと言っていた。

その間にあった色々な出来事を、面白おかしく話してくれたのだが・・・多分、その当時は
色々なご苦労があったと推測される。

でもそれらを笑い飛ばしてしまう様な、豪快なKさんであった。



その後、カフェでフラッペを飲みながら、少し酔いを醒ましてから、歩いて辺りを
散策しながらホテルへ戻った。

ホテルのベットで横になった・・・と思ったら、朝だった。


朝食を摂る為に、屋上のレストランへ・・・ドアを開けて中に入ると・・・真ん前に
アクロポリスが見えるではないか。



多分・・・直線距離にして2km程だろうか?

普通に歩いても、20分も有れば行くことの出来る距離である。


久しぶりに・・・俄然、行って見たくなった。


しかし今日は、行くことが出来ない・・・朝食の後、エギナの島へ行くことになっているのだ。


明日は、いよいよ帰国しなければならないし・・・ん~、でも行ってみたい。


観光と言う訳では無いのだが・・・すぐそこにパルテノン神殿が見えていると言うのに、
それを見ないで帰る人はなど、そう~いないのではないかと思うのである。

さて、どうしたモノか? 


明日の午前中にでも行くか・・・流石に迷うのである。

次回へ・・・続く。

アテネの街

2012-10-09 00:00:01 | 出張
アテネ市内に入ると、懐かしい街並みが広がってきた。

しかし相変わらず・・・ギリシャの島や田舎町の様なカラフルな建物はなく、無機質な建物が
とっ散らかった様に並んでいる。

その路地も・・・当然狭い。


チェックインしたホテルは、アクロポリス(パルテノン神殿がある所)から程近い場所にあった。

多分それは、屋上からすぐ近くに見えるハズだ・・・。



そこでは、つい最近まで・・・H先生がパルテノン神殿の調査をしていたと聞いている。

久々に、そんな状況を見に行ってみたいと思うのだが・・・果たして時間が取れるだろうか?



チェックイン後に、ボーイに荷物を部屋まで運ぶ様に頼んだ・・・少し重いけど、丁寧に運んでくれと付け加える。

すると、夥しい荷物の搬送依頼に・・・流石にボーイも少し嫌な顔をして、一体何が入っているんだ?
と、言って来た。

しかし・・・そんな事はお構いなしに、部屋の番号を伝える。



勿論・・・一緒に手伝ってやりたいのはやまやまだが、カートを入れるとエレベーターには
人ひとりが小さくなって、やっと乗る事しか出来ないのだから仕方が無い。


空港にある様なエレベーターとは、訳が違うのである。



そんな重い荷物を部屋まで運ぶ理由は・・・最終的に、ここで荷物の割り振りをして梱包をし直す為だ。
(帰りの便でオーバーチャージが掛らない様にする為に・・・)


I先生とSさん達は、近くの旅行社に行って来ると言ったので、夕食の待ち合わせ時間だけ決めて別れた。



約束した夕食の待ち合わせ時間までには、まだ1時間半ほどある。

この空き時間を利用して・・・可能な限り、機内預入荷物の重量調整をする・・・と言っても、
秤が有る訳では無いから大変なのだ。


事前に、携行品リストを作成していた。

そこには、個々のパーツや機材の重量が記載されているのだが・・・そのリストに記載されている
重量を基に、電卓で加減算をしながら荷物の梱包を行うのである。

全く原始的な方法であるが・・・この状況では仕方が無い。



何たって・・・ドバイを経由する場合には、1個の荷物が32kgを超えてしまえば、
スルーする事も出来ないのだから始末が悪い。

夜中に到着したドバイの空港の中で、あっちこっち空港内を徘徊する事を想像すると・・・少しゾッとする。

何としてその事態だけは、絶対に避けなければならないので慎重に作業を進めるが、すこし汗ばんできた。


エアコンを掛けているのだが、それでもアテネは暑い・・・梱包作業を暫く続けると汗だくになった。


アテネに比べると・・・アンドレッツィナがあるアルカディア地方の気候は何て過ごしやすかったのだろうと
思わずにはいられない。


あまり暑いので・・・流石に我慢が出来なくなって服を脱ぎ、上半身裸で作業を続けて小1時間ほど
作業をしただろうか・・・?


すると・・・ドアをノックする音が。



てっきり・・・マリソル(現地の旅行代理店)に言っていた、Sさんが帰って来たのだと思って
不用意にドアを開けると・・・そこには学生のIさん(女の子)が立っていた。


流石に、Iさんは少しビックリした様だったが・・・私もそれは同じだった。


私はすかさず・・・裸でゴメンネなどと言いながら服を着た。



Iさんの話だと、何でもマリソルのK子さん(聞くところに因ると、現地では超有名な人らしい)と
一緒に飲むことになったから、飲み屋に来いと連絡が有ったと言う。


そこで・・・早速支度をして、Iさんの案内で街へ繰り出すことに・・・。



街を歩いていると、日本語で書かれた食べ物屋の看板も・・・しかし良く見ると、申し訳け程度に
小さく韓国語でも書いてある。


この看板は、多分タベルナ(飲食店)固有のモノだと思うが、このプラカ地区には、この様なタベルナが
一杯有って・・・軒が連なっており、何処からどこまでがその店なのか?境界がハッキリしていないのでは?
と、思えるほどだ。


これらの店は・・・味の違いこそあれど、値段はそこそこで比較的リーズナブルの様だ。


以前は・・・日本人観光客が大挙して訪れていたと思われるが・・・多分最近は、日本人観光客よりも、
韓国人の旅行客も多いのだろう・・・そんな理由からか?店の看板に手書きで韓国語が追加されていた。




しかし実際は・・・韓国人旅行者よりも、遥かに中国人の方が多い様に見えた・・・それも若年層の。
何処に行っても中国人は直ぐに判るのである・・・兎に角賑やか・・・と言えば聞こえが良いのだが・・・
些かうるさい。


それにしても、以前訪れた時には・・・中国人など見たくても見る事が出来なかったのに・・・。


つい最近まで、パスポートを取得する事すら難しかった国である。


今ではその国の人が、それも若者がギリシャを訪れているのであるから・・・時代は急速に
変化しているのだろうと思われる。



それとは裏腹に・・・以前滞在した時にも感じた事なのだが・・・アテネの街は相変わらず汚かった。


ゴミがあちらこちらに散乱していて・・・そのレベルは、途上国にも引けを取らない程だ。


主な産業も無く、殆ど観光だけで成り立っているのだから、もう少し何とかならんモノなのかね~と、
思わずにはいられない。



次回に・・・続く。





出発が・・・

2012-10-08 05:42:55 | 出張
アテネへの出発前に、余計な撮影をしていた為に・・・やはり2時間程出発が遅れてしまった。

私の我儘から、同行の皆さんにご迷惑をお掛けしてしまい、申し訳け無かった・・・反省。


それでもそんな個人的な撮影に、文句も言わずに付き合ってくれた皆さんに感謝である。


出発の前に・・・お世話になったヤルゴス夫妻を交えて、記念にホテルの前で集合写真を撮った。




このアンドレッツィナの滞在中・・・日本と比べて生活習慣等々の違いは勿論あるのだが、
何一つ不自由なく過ごす事が出来た・・・感謝である。



いよいよ出発の時が来た・・・お世話になりました・・・そして有難うアンドレッツィナ。



車2台に分乗して・・・陸路を一路アテネに向かう。

アンドレッツィナからメガロポリスまでは、曲がりくねった山道が続く。



その途中・・・左側の山の頂上に何やら古い大きな建物が見えてきた。


何だろうと思ってI先生に尋ねると・・・十字軍の城だと言う。

実はこの建物・・・10日程前にアンドレッツィナに向かう時にも気になっていたのである。



十字軍・・・今となっては、いつの事かも定かではないが・・・昔、世界史の授業で習った事がある。


それが、直ぐそこにある。

行ってみたい衝動に駆られるが、唯でさえ出発が遅れているので・・・流石にそれは叶わない。

車を止めて頂いたので、写真だけ写した。


途中のメガロポリで昼食を摂り、そこからは高速道路でアテネに向かう。



高速道路を暫く走ると・・・今度は、少し遠い山の上に何やら建物が見える。



何の建物かは判らないが、この様な建物はあちらこちらに見る事が出来る。


それにしてもギリシャの山は・・・この様な禿山が少なくない。


そこから1時間半程走ると・・・海が見えてきた。




コリントス運河にほど近いドライブインで休憩を取ったあと、1時間ほどでアテネに着いた。

アテネには2泊して・・・明後日の午後便でドバイへ向かう予定だ。



次回に・・・続く。