ヴァイオリン ~ 雑音ラプソディ ~

50代後半になって突然始めたヴァイオリン。
ヴァイオリンやピアノなど
音楽に関することを綴っていきます。

ミューザ川崎 夜ピアノ2024 第3回 ベンジャミン・グローヴナー 

2025-01-03 | ピアノ
あけましておめでとうございます。🎍
本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年中のコンサートについて、いくつか書けずに心残りが残っているので、遅ればせながら投稿します。

2024.12.18

ミューザ川崎シンフォニーホールの「夜ピアノ」
第3回目のピアニストは、日本ではあまり知られていないのか(私も知らなかった)、第1回のガルシア・ガルシアや第2回のカントロフの時に比べて観客が少ないように感じたのですが、
この日の演奏を聴かなかった人は後悔するかもしれません。
高い技巧性と瞬発力、豊かな音楽性。フォルテでも音色が美しい。
こんなすごいピアニストがいたとは驚きでした…。
カーテンコールに応えて3回アンコール演奏をしてくれましたが、観客からの拍手は鳴りやまず、歓声がホールに轟いていました。

英国人ピアニスト、ベンジャミン・グローヴナー
1992年英国エセックス州生まれ。英国王立音楽院の音楽学士。
11歳の時に、ピアノとチェロのリサイタルを開きプロデビュー、同年オーケストラと初共演。12歳でBBC Young Musicianのコンクールで優勝。それ以降ピアニストとして数々の海外の一流オーケストラと共演している。ここ数十年間に頭角を現した最も重要なピアニストの一人と言われている。

日本では無名でも、世界的に有名なピアニストなのです。
赤い蝶ネクタイに赤いポケットチーフのブリティッシュスタイルで登場です。



演奏曲: 
・ブラームス:3つの間奏曲op.117
・ラヴェル:夜のガスパール
・ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」全曲
アンコール曲
・リスト:2つの演奏会用練習曲より「小人の踊り」
・ラヴェル:水の戯れ
・バッハ(ジロティ版):プレリュード ロ短調

2023年に1回モディリアーニ弦楽四重奏団との公演で来日していますが、今回は東京2箇所と川崎でリサイタル公演。東京は小さいホールのようでした。大ホールで演奏するようなハイレベルのピアニストですが、日本では知名度がそこまで及ばないのでしょうね。
今年ブリテンという協奏曲でN響と共演するようですが、グローヴナーのすばらしさを知るにはソロリサイタルを聴くのが良いと思います。

リサイタル情報:
ベンジャミン・グローヴナー ピアノリサイタル
2025年4月23日(水) 19:00開演 
東京・銀座ヤマハホール
曲目 ムソルグスキー組曲「展覧会の絵」他

まだ席はあるようです。



コメント
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