先週はウェーバーの「カントリーダンス」のレッスンでしたが、アップスタッカートで弓をガッガッガッガッと弾ませながら、強弱を付けたり速さを一定にしたり変化させたりと、やや難しかったのですが、1回目ソロ、2回目ピアノ伴奏付きで合格しました。
1ページしかない短い曲なのに、弾き終わった途端、息が切れてしまいました。踊りながら弾いていたわけでもないのに…? どうやら、アップスタッカートに集中するあまり、無意識に息を止めていたようです。曲が2ページも続いていたら、窒息してひっくり返っていたでしょうね。
演奏中の息継ぎの仕方を覚えるのがこれからの課題です。
ということで、カントリーダンスは10分位で終わってしまったので、次の曲へ移りました…
通常、レッスン曲に取り掛かっている間に次の曲を譜読みして予習しておくのですが、ただ、この次の曲というのが、譜読みの段階ですんなり弾けてしまったので、2回ほど通しで弾いただけで、更に次の曲の方を練習していました。
ポジション移動の幅が大きい程度で、ゆったりしてあまり難しい曲ではないため、1週間前に弾いたきり全く練習していませんでした。
ところが、レッスン中に2回弾いてすんなり〇を頂けてしまったのです。
思いがけず早く進んでしまったので、帰宅してしばらくして、あの曲のタイトルと作曲家は何だったっけ?、と考えても全く思い出せません。もしかして、タイトルも見ずに弾いていた…?
この印象の薄い可哀想な曲は、ディッタースドルフという方の「ドイツ舞曲」という曲です。と楽譜を開いて初めて認識しました。
曲について調べてみましたが情報が出てこないので、せめて作曲家の方の説明だけでも… お名前はカール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ男爵、1739-1799、ハイドンやモーツァルトと同時代にウィーン(神聖ローマ帝国の時代)に生まれたヴァイオリニスト&作曲家。
元はアウグスト・カール・ディッタ―という名で、チェコでの宮廷作曲家としての功績が認められ男爵の爵位を受け改名。47歳の時に発表したオペラ曲で大成功を収め、一時はモーツァルトの名声を超えるほどの大作曲家と謳われるようになりました。一方、10年後、金銭面で支援してくれていたシャコブチという伯爵が亡くなったことで生活に困窮し、晩年は暗い人生を送ったようです。
当時のドイツの舞踊曲の特徴がどういうものかわからないままですが、折角なのでこの曲のYouTubeサイトを添付します。
次回のレッスンのために、ヴェラチーニという作曲家のヴァイオリンソナタの「ジーグ」という舞踊曲を練習中です。
第5巻終了まであと2曲+α。がんばります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます