夕べ日本時間の02:00から、ショパン国際ピアノコンクールの受賞者の表彰式と第1回披露コンサートが、ポーランド国立歌劇場(Teatr Wielki) で行われました。
ファイナルステージで演奏した12名が正装して、一人ずつ舞台に登場します。受賞枠に入れなくても、ファイナルまで残ったという証明書をもらえるのですね。4人に一人ずつ渡されます。
6位から4位までの4人には、受賞の賞状のようなものが一人ずつ渡されます。
4位の小林愛実さんとJakub Kuszlikさんには、ポーランドの文化遺産スポーツ大臣から賞状が手渡されました。
続いて、3位のMartín García Garcíaさんには、ポーランド首相(?)から賞状と銅メダル、2位の反田恭平さんとAlexander Gadjievさんには、ショパンコンクール財団理事長(?)から賞状と銀メダル、そして、1位のBruce (Xiaoyu) Liuさんには、ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領から賞状と金メダルが渡されました。
そして、大統領のスピーチ。ポーランド語なので、何を言っているかわかりません。
それぞれの受賞のシーンを見られたことに感動しました。
この後、休憩をはさんで、各受賞者が順番に演奏を披露しました。ピアノはFAZIOLI1台を使用
第6位 JJ Jun Li Bui (カナダ)
・エチュード 別れの曲 Op.10 No.3
第5位 Leonora Armellini (イタリア)
・ソステヌート / ワルツ 遺作 変ホ長調 WN53
・バラード第3番変イ長調 Op.47
第4位 Jakub Kuszlik (ポーランド)
・マズルカ 4曲
Op.30-1 ハ短調
Op.30-2 ロ短調
Op.30-3 変二長調
Op.30-4嬰ハ短調
第4位 小林愛実 (日本)
・24のプレリュードから5曲
Op.28-4 ホ短調
Op.28-12 嬰ト短調
Op.28-17 変イ長調
Op.28-23 へ長調
Op.28-24 ニ短調
第3位 Martín García García (スペイン)
・即興曲第3番 変ト長調 Op.51
・ワルツ第2番 変イ長調 Op.34-1
第2位 反田恭平 (日本)
・マズルカ風ロンド へ長調 Op.5
第2位 Alexander Gadjiev (イタリア/スロベニア)
・ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44
反田恭平さんや他の受賞者の方々、終わった安心感からか、本当に良い演奏をしていました。小林愛実さんの演奏は、情感が籠って素晴らしかったです。コンクールの時とは違う感情が音に現れていましたね。
休憩(オーケストラ編成の準備)
第1位 Bruce (Xiaoyu) Liu (カナダ)
・ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11
ワルシャワ交響楽団/指揮 Andrey Boreyko
最後のLiuさんの演奏が始まった途端に睡魔に襲われ、またLiveで演奏を聴き損なったのですが、録画で聴きながら書いております。
やはり、オーケストラ力、技術力が高いですね。演奏が終わった後の大歓声と拍手。吹き抜けの歌劇場の3階席から1階席まで拍手の嵐です。
優勝者に向けられた賞賛というのは桁違いですね。大きな花束が贈られ、会場からアンコールを求めるスタンディングオベーションが止みません。
そして、
ワルツ第5番「大円舞曲」変イ長調 Op.42をアンコールに、ステージを締めくくりました。
約4時間の長い長いイベントでした。私は3時間で寝落ちしてしまいました。
2日目は、これほど長くないと思いますが、深夜のLive より後から録画を観ることをお勧めします。
ショパンコンクール事務局による配信サイト(第1日目)
金メダルだけは確認できましたが、銀・銅があるのが分かりませんでした。皆さん正装なのにびっくり。生涯の誇るべ時ですね。
演奏はうつらうつら。
順位が決まれば聴く方も緊張感がうすれて(-_-;)
休憩を挟んだピアノコンチェルトは全く覚えていません。
指揮者もオーケストラのメンバーも入れ替わっていたのですね。
幸いテレビ画面で見られるので、後でゆっくり聴きます。
ピアノはファツィオリのみ。さすがに勝者は強いですね。
色々、情報、ありがとうございました。
今夜は同時を止めて明日ゆっくり聴きます。
あんな長時間に亘るとは思いませんでしたので、3時間スマホで頑張って見ていましたが、ライブは表彰式だけで良かったなと後から思いました。
睡眠は大事です。