年が明けてスズキの教本第5巻のレッスンが始まりました。第4巻に掲載の曲とは少し雰囲気が違いますが、私の好きな曲も入っているので、少しワクワクしています。
最初の曲は、バッハの無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調の5番目の曲「ガヴォット」のレッスンです。
バッハの無伴奏チェロ組曲は6曲存在していて、チェロ独奏用の練習曲として扱われ長く忘れられていたそうですが、後に、チェリストのパブロ・カザルスが再発見し、バッハの作品として高く評価されるようになったということです。
さて、そのガヴォットのレッスン(1週間前でしたが)、一日目は譜読みです。
単純に上の音だけ弾いていけば簡単なのですが、この教則本の楽譜では、括弧書きしてある音を一緒に弾いて重音にしなければなりません。きれいな重音になるとバロックらしい響きになります。
ただ、A線とE線の同じ位置の音を抑えて重音にするところや、半音上を小指で抑える重音のところで躓いています(赤い枠の部分) 。
同じ位置だと2弦を一本の指で押さえるのですが、力の弱い薬指だと結構大変で、指の長い人は指を寝かせれば何てことはないと思いますが、私はそういうわけにいかず…
押さえ方や力加減が少しでもズレると、ホントに汚い音に。
ヴァイオリンを構える角度、手の角度等によって、指の動きや柔軟性、力の入り方が変化するので、肘を動かしたり、指を立てたり寝かしたり、ああでもないこうでもないといろいろやっています。😅
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます