最近、世捨て人のような気持ちで過ごしていました。
何となく衆議院議員選挙のあたりから、日本における女性差別はひどすぎやしまいか?と考えれば考えるほど、ひどいのです。
こういう残念な気持ちで何かを書きたくなかったのですが、書かないと気が済まなそうなので、書くことにしました。
まず、そのきっかけとなった衆議院議員選挙ですが、女性議員のパーセンテージは前回よりも落ちてしまいました。
そして、候補者も、私が言うのはおこがましいことくらいわかっていますが、私の意欲ある知人は候補者になることすらできませんでした。
もちろん、いろんな人間関係や利権など複雑なものがあるのは知っていますが、経歴も学歴もそして何よりその意欲も申し分ないはずなのに、どうも解せません。
聞けば、女性というだけでそもそも話を聞いてもらえないそうです。
お茶を出す人という扱いとか。
お茶を出すのはいいけれど、話くらいは聞いてもらえるものだと思っていました。
中絶に関する内服薬もようやく申請されたとのこと。
中絶とありますが、稽留流産などにも使えるのかな・・とか女性の体への負担が少しでも軽減するように願うしかありません。
その薬だって何十カ国ですでに使用されているものとか・・。
これまた知人が10年以上も前に稽留流産のそうは術で、子宮の血管がやぶれたために生死の境を彷徨ったという話がありました。
一命を取り留めたんだからいいじゃん、というのは全然違うと思うのです。
こうならないようにするにはどうしたらいいか、を、懸命に考えていける世の中ではない、というのがひどい差別だと思うのです。
女性よ、今こそ立ち上がれなんて、前に書いた気がしますけれども、知れば知るほど苦しくなるばかりです。
一番ひどいのは、こうした差別を当たり前のこととして受け取りすぎている状況です。
仕方なくないんだって声をあげるには、あまりに重すぎる現実だなあと、うつらうつら思っているところです。