日本人は、休むのが苦手と言われますよね。
私も、休日なんだから何かしなきゃとか思ったりしている口です。
休ませてもらっているとか、休んでいるのにとか、休んでしまったとか、休むという言葉はあまり良いように使われません。
産休、育休に学び直しというお話ですが。
これも日本人的発想かもしれませんね。
実際、育休中に資格取ったとかいう方もいらっしゃって、それはそれで尊敬します。
でもね、子育てほど大切な仕事はないと思うんです。人生において。
この時期くらい、子どもと自分の体の声を聞いて過ごすことに専念できなくて、どうして充実した人生を生きられるのでしょう。
あとね、学位ってついでに取れるもんでもないです。
子ども1人産み育てるのと同じくらい大変だし、時間もかかる。
それでいて、学位なんてなんの役に立つのか、と言われるのが今の日本の社会だと思うんですけどね。
女性だと、女だてらに何がしたいの?と言われたことだってありますよ。
社会的なキャリアの停滞を、どうして本人の資質に依存させるのか。
復職や復帰をもっと簡便にできるようにすべきだと私は思います。それを社会的にキャリアだけで考えるから窮屈なんです。
産休も育休も、全力でそれに挑んだからこそ見えてくるものだってあります。
そこに価値を見出せない人たちに、社会の何を正せるのか、私にはよくわかりません。
今こそ、政治に関心を。
我々が立ち上がる時はもう来ているのだと実感する出来事でした。