トドママのあるがままに

難病指定を受けている母親です。
笑顔を忘れないように、そんな思いだけでつらつら書きます♪

感染と人類について思うこと

2021-09-29 11:24:48 | 日記

超絶壮大なテーマでタイトルを書きました。

大袈裟じゃなくて、こんなことを考えていました。

だんだん自分の中で大事なトピックになってきたので、書きます!

 

「with コロナ」と言われたりしていますが、正直一体いつまでこんなことが続くのかと辟易していたのが夏のオリンピック直後でした。

爆発的に増えた感染者数と、医療崩壊と、友人が罹患したという知らせなどなど、正直恐怖もありましたが、どうすればいいんだろうという困惑の方が強かったと思います。

 

友人に妊婦さんもいて、大丈夫かな、と思えば思うほど、

こういう弱者のために、元気な人が我慢してあげたい、と思う優しい社会ができたらいいのになあ

って思ってました。

私も、免疫落としてるんで、最上級に気をつけなくてはいけない人らしいですけど、家から一歩もでなかったら、普通に筋力落ちちゃうんで。それも体に悪いんですよね。。

ステイホームとか、ロックダウンとか、無理だよお。

って、逃げなきゃ命の危険がすぐそこにある人(私)が無理!って思うんだから、無理なんだよなあって思い始めました。

 

こんな風に思考をあちらこちらに飛ばしながら、いろいろ考えていたところ、ふと思ったのは。

人類が一番命を落としてきたのは感染症なんです。

戦争でも、飢餓でもなくて、感染症。

そう考えると、

「そうなのよー。うちの子も。免疫がつくからいいわあ。」

と、感染症に慣れてしまっていた社会のあり方は間違っているんじゃないか?と思い始めました。

抗生物質だワクチンだと出来上がってきたから、つい誰かが助けてくれるはずだとみんなが思ってしまったのではないかなと。

 

とすると、元々の社会のあり方が間違っていたのであって、今回のコロナはある程度物質的に豊かになった世界に注意喚起をする、みたいなことだと捉えることは出来ないのだろうかと思ったのです。

(もちろんコロナで大変な思いをされた方、お亡くなりになった方には、何と申し上げたらいいのかわからないのですが、それらの苦労を無駄にしたくないと、そういう私の思いであります。)

元に戻ることを期待するのは、逆にお門違いなのではないか。

誰しもが、感染症に罹患したら恐怖に感じ、回復を祈る。

誰しもが、感染症にかからないように気をつけた生活を送る。

それが健全な社会のあり方なのかな、と考え、私も生活をそれに合わせていかないとな、と思っている次第です。


この夏で達成したこと

2021-09-28 11:03:26 | 日記

くらーい話ばかりでもなかった夏でもありました。

 

ひとつは、密ではない旅行?の楽しみ方、を会得しました!

夏だったからできることなんですけどね、大雨の中、自然の中をハイキング、決行しました。笑

せっかく毎日ウォーキングしてるんでね、どうしても達成感が欲しかったんですよ。達成感が!

 

それで、山登りしたい!って言ったら、夫が全力で拒否してました。

やめておけと制されたのではありません。

自分には無理だと、夫が。

仕方がないので、整備されている自然の道をちょいと歩きませんか?と。

それなら気持ちよさそうだしいいね、とのことで、ちょっと行ってまいりました。

 

私、実は林業とかすっごい興味あるんですよ。

間伐とかやってみたい。

都会の花粉症、何とかしたいとか、森を守りたいとか、いろんな思いもあって。

あこがれはCWニコルさんです。

すっかり街の生活に馴染んでしまった私には、まず無理でしょうが、挑戦したいという心は持ってます。

何でか今まで挑戦してこなかったんですけど、今はちょっと厳しいので(斜面で普通に転げ落ちそうなので)。

将来のため!みたいな目標もあって、意気揚々と家族三人で出かけました。

 

晴天なら賑わうはず、らしいのですが、閑古鳥でした 笑

おー。誰もいないじゃん。

こりゃラッキーと言わずして何としましょう!

大体2時間のコースでしたが、すれ違ったのって何組だったかな。。というくらい閑古鳥でした。

(すれ違った方達がノーマスクだったので、そっか!と途中からマスクを外しました。)

雨の日は空気もさらにいい気がします。

景色はないことになりましたけれども、私はとっても楽しかったです。

家族で、プチ旅行気分を存分に味わいました。

 

そして、もう一つ、ダイエットにおよそ成功しました。

目標の体重になりました!やったあ!

ダイエットは、病気の人にとってはなかなかシビアな問題で、健康のために痩せないといけないけれど、エステとかジムとか、基本的に断られるという問題があります。

健康な人でないと、何かがあったら困るというのです。

それは当然ですが、一方で医療機関が何かダイエットに関する指導をしてくれるわけではありません。

その割に副作用とかで、一般的な本に載っているようなやり方は通用しないこともあるし、危険なこともあります。

置き換えダイエットとか、絶対だめ、みたいな。

地道に、コツコツ。

これは一番きつい!

体調が悪い時に限って、甘いものを欲するんですね。だから、体調がよくなると動くし、欲しくないしって感じで、自然とダイエットできる部分もあります。体調にすごく振り回される感じも、きついですねえ。

途中、肺炎の時は気持ち悪いとかもあったので、「ダイエットにちょうどいいじゃん、私食べない」ってやったら猛烈に夫に怒られました。

「元気にならないから、食べなさい!」

それは、まったく、その通りですね。

一生懸命食べました 笑

ちょっとだけ、何やってるんだろうって思いました。

 

何はともあれ、達成したのは、本当に嬉しいです。やったあ!

でも、こちらはなぜか達成感はないです。これからも頑張らないとだからかなあ。

達成感って難しいんですね。

またひとつ、勉強になりました。


処方箋は、患者にとってビザです

2021-09-26 17:25:21 | 病気

処方箋が私の人生において、こんなにも大切なものになるとは思いませんでした。

コロナの方が怖いし、と処方箋による薬がなくとも、また期間を延ばして、なんとか乗り切れる方もいらっしゃるようです。

 

しかし、私は本当に薬がないと生きていけません。

今日の朝飲み忘れたことも、昼飲み忘れたことも気づくレベルです。

あ、飲み忘れた、というのもせいぜい2時間以内。。

自己注射薬も、体全体の下支えになってくれていますから、やっぱりなくては困ります。

それらは市販されていないので、どうしても処方していただく必要があります。

 

ちなみに、自己注射の薬は冷蔵庫に保存、なので、地震が起きたらどうしよう、とかなり不安です。

手に入らないのもそうですが、今あるストックも2週間後まで冷やし続けるってどうしたらいいんだろうと。

保冷剤はいっぱい冷凍庫に凍らせてありますが、それでもきっと2週間は持たないですね。

 

話はそれましたが、とにかく、日々、心配です。

今はもうそんなことはありませんが、去年ですと、医療従事者にコロナ罹患者が出たら一定期間その医療機関は閉鎖、という処置でした。

実際にその煽りを受けた私は、突然のご連絡にかなり心配になりながらも、困惑しました。

「しばらくお休みです。」

「えっと・・お薬はどうしたらいいでしょうか。処方箋だけ出していただくとかはできないのですか?」

「全ての機能がストップしますので、それもできないんです。申し訳ありませんが、他のかかりつけ医にお願いして、出してもらってもいいですか?」

と言われて、慌てて近所の病院を調べ、そういうことに柔軟に対応してくれそうな病院にお電話して、ようやっとのこさ、出してもらいました。

先生はとっても丁寧で、「こんな時節ですから」とご丁寧にお薬手帳の内容をカチカチとクリックしながら処方してくれました。

それでも、自分の体調が安定していなかったら、誰にどうやって相談すればいいのだろうと不安になったものです。

 

ところが、専門医でないと1ヶ月分までしか処方できないとのことでした。

また薬を処方してもらうために行くのも躊躇いがある中、なんとかクリニックが開きましたので行ったところ、1日潰れるほどの大混雑でした。

密、長時間滞在、ステイホームと真逆の行為を医療機関で行いました。

それでも、私は処方箋を欲さざるを得ない。。

 

処方箋・・処方箋・・と市中をふらつく私は、改めて弱者だなと感じて、足取りは重くなりました。


ママのお腹に穴が開く〜

2021-09-25 17:37:22 | 病気

娘がひいぃぃぃとばかりに引きながら、凝視するのは私のぶよぶよとしたお腹です。

一体何のために凝視するのかというと、自己注射のためです。

 

私は14日おきに自己注射をしています。

 

自己注射は実はいろんな種類で行ったことがあるのですが、今のものはちょっときついです。

 

針も太い。

薬剤も多い。

もう毎回ため息を10回くらいついてから、切腹するような気持ちで「えい!」とお腹に押し当てます。

 

大袈裟な!って自分でも思うんですけれどもね。針、太いんですよ。

薬も多いんですよ。だから、痛いんですよ!

点滴とか、首の注射とか、結構平気なんですけど。

やっぱりね、人にやってもらえるのと、自分でやるのは結構違うものなんですね。

 

自己注射のほとんどは手順が一緒です。(皮下注射の場合。)

注射の部位を消毒、そこを左手でつまみあげ、右手で持っているカートリッジみたいなものをブスッと押し当てます。

すると針がぶすりと刺さって、薬液が入っていくのを眺めます。

眺めながら痛みますが、つい自然と左手に力が入るのをセーブします。

おそらくこの時の顔は、変です。

そして終わったらカートリッジを肌から離して、少し消毒綿を押し当ててから絆創膏を貼っておしまいです。

 

簡単でしょ?って思うんですけどね。

 

娘は、看護婦さんをやってくれるので、絆創膏を貼ってくれたりします。

その貼る位置がくっきりとわかるほどの針穴に、目を丸くして「ママのお腹に穴が開いた〜」と叫んでいました。

その叫びで笑ってしまって、ほんと子どもがいるって大変だけど、救われます。

 

痛いは痛いのですが、このお薬を開発してくれた方々に感謝しなくてはと心底思います。

痛い!ってギャーギャー言える幸せを存分に味わうつもりで、今日もひゃーひゃー言いながら打ちました 笑


病気になって困ること

2021-09-21 08:13:00 | 病気
病気で困っていることは、自分の体調の変化だけではなく、社会の予定と通院などがマッチしてくれないことないこともあります。

1ヶ月前から大体私は2日が平日で潰れます。

病院に行って、検査して、待って、診察してもらって、薬をいただき、家に帰る。

これだけで半日は平気で潰れます。

1日終わることもよくあります。

昼ごはんも病院で食べたのに、もう夜ご飯の時間だけど、みたいな。

そして通院はものすごく疲れるので、翌日までヘロヘロしていたりします。

こんなのが毎月あれば、正社員で働くことは体調が良くなってもできないなと思います。

ほんと、健康第一ですよ!
健康って、そのまま夢やお金に繋がる財産なんだって、しみじみ思いますね。


まあ、できないものは仕方ないので、やれることをやりたいと思い、探すもなかなか。。

そこで今は家族の時間を楽しんでいます。

暇すぎるのか、数種類のカルタをあれこれやっていたら、みんなで強くなってきました笑

この間なんか、娘が私の上からバシッと。
もう痛いのなんのって!
手の甲ってバシッとかされると痛いのよ!と手を撫でていたら
「ここは血管が良くでたねえ」
と血管をぷにぷにして冷静に観察しています。

いやいや、痛がってる母を少し労ってよー、と思う訳ですが。

カルタ遊び楽しかったなあって、これも良い思い出になるんでしょうね〜。